フランチェスコ・ペトラルカの名言 Francesco Petrarca
どんなに愛しているかを話すことができるのは、すこしも愛してないからである。
フランチェスコ・ペトラルカ Francesco Petrarca
イタリアの詩人 学者 人文主義者 1304〜1374
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(イタリア語)
客観的に見渡すことが大切な場面もあるでしょう。
ただそれはチャレンジの過程や手段に対してであって、目指している夢に客観性を持ち始めると冷めてきている傾向が多いでしょうね。
こうなってくると様々な障害などに躓きやすくなりますし、早晩行き詰まりが見えてくるのが相場と言ってもいいでしょう。
そのことは、この言葉のように恋愛と比較して考えてみるとわかりやすいでしょう。
人間は言葉が万能だと考えている節もありますが、決して言葉で全てを語り尽くすことはできません。
言葉にできないこと、言葉では表現できないことがあるからこそ、人生、自然界は愉しいのでもありますし、そういう領域に入っていくことが本来の夢、才能、能力の追求でしょう。
恋愛も、夢へのチャレンジも理屈ではありませんし、理屈で説明がつくものになっていると、すでに恋愛でも、夢でもないのかもしれませんね。
ペトラルカさんのこんな名言もありました。
燃え上っているといえるのは、ごく小さな火なのだ。
ペトラルカの名言
夢へのチャレンジを始めた当初は、全てが初体験でもありますから新鮮でもありますし、燃え上がっていくものを感じられます。
しかし大切なのは、火のないところに火がついて燃え上がった後に、その炎をどれだけ消さないように、さらに大きな炎にしていくことが大切なことになります。
燃え上がることは、ある意味だれにでもできることですが、燃やし続けることが真の夢の実現へのチャレンジ、才能の進化へのチャレンジと言えるでしょう。
色んな体験をしても尚、恋は盲目であり続けられることが、夢の実現、才能の開発においてはビギナーズラックを継続させていくためにも必要なことです。
理屈で考えないこと、夢へのチャレンジに本来働かせるところではない場面で思考を働かせないことは、新鮮を感じ続けるためにも大切なことです。
守りに入ったり維持しようとしないこと、チャレンジし続けること、進化し続けることが愛を見失わない、新鮮さを失わないための最大のポイントですね。
新鮮さが失われてきていることは不自然の兆候でもあります。
見た目には大きな変化が見えなくても進化し続けていることはあります。
あなた自身が感じ続けていくことですね。
どこまでも果てしなく続く夢、能力の追求は、制限時間までにどこまで遠くに、深くに辿り着けるかです。
いつまでも夢との新鮮な恋のランデブーは、あなた次第で充分に可能なことですよ。
(浜本 哲治)
アンドレア・レオニ、フランチェスコ・ペトラルカの像、Loggiato degli Uffizi、フィレンツェ。Wikipediaより