伊藤 清の名言 いとう きよし

伊藤 清【いとう きよし】Wikipediaより

科学の進歩とともに数学の内容は豊富になり、
これを統一した理論とするために
数学は深められ、進化している。
数学も科学との関係を忘れてしまえば、
遊戯に堕することもある。

伊藤 清 いとう きよし Kiyoshi Ito

数学者 確率論における伊藤の補題(伊藤の定理)の考案者 1915〜2008


大戦中の1942年に「伊藤の補題」で知られる
確率微分方程式を生み出したようです。
確率積分を計算する上で重要な伊藤の公式(伊藤ルール)の
米国科学アカデミーの評価は、

ピタゴラスの定理は別格として
「伊藤の補題」以上に世界中に知れ渡り
応用されている数学の成果は思い浮ばない。
この成果は、古典解析におけるニュートンの
微分積分学の基本定理と同様の役割を、
確率解析において果すものであり
「必要不可欠なもの」である。

というもののようです。

冒頭の言葉は、この言葉の中の一部です。

数学は論理的構造物であるが、
碁や将棋もやはり論理的構造物である。
しかし数学は、実在の科学的把握のために作られたものであり、
碁や将棋は遊戯 (ゲーム) である。
したがって科学の進歩とともに数学の内容は豊富になり、
これを統一した理論とするために
数学は深められ、進化している。
数学も科学との関係を忘れてしまえば、
遊戯に堕することもある。


これは、あらゆる分野の才能、能力においても同じでしょう。

全ての人の才能、能力、労力は、
夢として目指すべき、誰かの幸せを実現するために、
そして、人間界、自然界が進化するために使われなければ、
意味のないことになってしまいます。

特に今の人間界は、
自然界を破壊する方向に向かっていることは間違いありませんから、
多くの才能、能力、労力が本来使われるべき方向には、
使われていないと言えるでしょう。

何か大きな過ちなどがあると、
人間界では犯人探しみたいなことが行なわれますが、
社会全体が、自然に沿った方向に進んでいない、
間違った方向に進んでいるわけですから、
一人ひとり全員の責任だと言ってもいいでしょう。

そして、もっともっと、自分の才能や能力、労力が
どの方向に向かうことに使われているのかを知り、気づき、
責任を持つことが、これからの人間界の進む方向を考えると、
とても重要なことになるでしょう。

特に、先進国と言われる国に住んでいれば、
そこで生活をしていること、仕事をしていることだけで、
自然界が進化する方向ではない方向に
加担していることになっていることは多いでしょう。

今、世界中の国々が、
先進国と呼ばれる国々のようになろうとしていますが、
そうなっていくことは、自然が限界を超えることになるでしょう。
また、人間の心身の限界、病や争いも減るどころか増え続け、
やがて限界点を超えることにもなるでしょう。

自然の限界点、人間界の限界点を超えるということは、
淘汰されるということになっていきます。

どうぞ、あなたの全てのエネルギーが、
人間界、自然界がどの方向に進むために使われているかには、
充分関心を払って感じてください。

そして、あなたが放つエネルギーですから、
ぜひその全てに責任を感じて、
その結果として受け取ることになる現象にも、
全て自身にその要因があることを認識してください。

自分の放つエネルギーに、責任を持てる人が増えていくことが、
人間界の、そして自然界の、真の進化を実現していくことになるでしょう。

そして、ぜひあなたの素晴らしい才能、能力で、
真の進化を実現していける発見、創造を実現、実践してください。

まだまだ、未熟というか、幼稚とさえ言えるような人間界の現状ですし、
新たな創造、発見の種子は無限にあります。

もちろん、どんなに素晴らしい発見、創造をしても、
使い方を誤れば進化には向かえません。
同時に、一人ひとりの心、思考が進化していくことが大切なことは、
言うまでもありませんね。

(浜本哲治)


確率論と私