二代目 伊藤 忠兵衛の名言 Chube Ito 2nd
私は、ただ真一文字にすすむ勇気だけは絶やさなかった。
あらゆるものを執着せずに手放した。
そこから道が拓けたのである。
二代目 伊藤 忠兵衛 Chube Ito 2nd
伊藤忠商事 丸紅の実質的創業者 1886〜1973
Wikipedia
人生はどれだけ執着を手放せるかでしょう。
手放すほどに人生が充実していくと言ってもいいでしょう。
潜在能力を引き出していくにも、いかに思考を手放せるかが最も大切なポイントになりますが、それと同じようなものと感じてもいいですね。
事を成就していくことは、どちらかといえば何かを得ていくことと捉えられがちですが、むしろ何かを得ることより、手放すことの方が大切だと言うことに気づくことです。
得ることよりも手放すこと。
得ることより届けることが大切なことが、結果として与えられるものが大きくなることは自然界の自然の理です。
これは夢に向かっていく推進力、持続力、継続力にも大きな影響を与えることは間違いありません。
勇気を生み出す源にもなっていくでしょう。
植物たちの感動的な美しさ、しなやかさも、何ものにも囚われず一心に夢に向かうチャレンジから生み出されていることは、その生き様を見ていても明らかなことです。
もし何かに行き詰まっているとしたら、得ようとすることを考える以上に、手放せるものがないかを考え、感じてみてください。
それがきっとさらに高いレベルへの道を拓いてくれますよ。
何ものにも囚われない、こだわらないエネルギーが果てしない可能性のあるエネルギーだということをぜひ実感していってください。
(浜本 哲治)
伊藤忠兵衛記念館 Wikipediaより