梅崎 春生の名言 Haruo Umezaki

梅崎 春生(Haruo Umezaki)Wikipediaより

メモはメモだけに終わって、メモ自身からは何も生まれっこないんだぜ。

梅崎 春生 Haruo Umezaki

小説家 1915〜1965
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(仏語)


メモすることはとても大きな価値があります。

何よりも大きな価値は、領域の小さい、すぐにオーバーフローしてしまう思考領域に余計なものを残さす快適に機能させることでしょう。

人間の思考領域は、覚えていなければいけないというストレスに非常に弱く、不自然なストレスを溜め込む要因になります。

また思考の中で考えていて堂々巡りしてしまうことなどは、書き出すことだけで問題が解決することもあります。

客観視することで解決の糸口が見つかることもありますね。

このようにメモすることには、特に思考を快適に働かせるには大きなメリットがあり、これからも大切なことに変わりはありません。

ただ脳を創造的に使っていくことに関しては、また潜在領域を存分に活用していくには、メモするだけではなくそれを存分に活用したり、あえてメモをしないということも身につけていくことが必要になるでしょう。

閃きなどは通常思考領域の記憶に残りません。
そのためメモをすることが大切なのですが、意外と閃きを後で思考で考えてみると理解できないことや、閃きと言えるようなことには思えないようなことが多くあります。

これは思考がまだ追いついていなかったり、思考では認識できていないことが隠されていることが多いのですが、それを活かせずにメモがメモのままになっていることが多くなっています。

これはとてももったいないことです。
閃きのメモは、メモを起点にさらに閃きを引き出していくことに存分に活用していくことが大切ですね。

メモを活用することは思考を助けるためのメモでも同じことです。
使われてこそ真の意味と価値を持ってくるものでしょう。

さらに言えば、思考領域の記憶よりさらに知識や情報が様々に融合される、潜在領域の記憶を活性化して活用していくためには、あえて閃きなどをメモせずに意図的に何度でも引き出していけるようにしていくことも、創造力を高めていくには大切なことになるでしょう。

人間の脳の活用方法には、まだまだ未知の無限の可能性が秘められています。

限界を考えずに、どこまでも理想や究極を目指して脳の活用方法も模索してください。

あなたの素晴らしい脳が、きっとあなたの期待に見事に応えてくれますよ。

(浜本 哲治)

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