椎名 誠の名言 しいな まこと

椎名 誠【しいな まこと】

文章は格闘技だと思う。
書いているときは体もくたくたに疲れるけれど、
全身で勝負しなければ、
小手先では勝てないんです。

椎名 誠 しいな まこと Makoto Shiina

作家 エッセイスト 写真家 映画監督 1944〜


作家に限らず、
プロとしてチャレンジしている人であれば、
どんなことでも、格闘技的な要素は、
避けては通れないものでしょう。

何も苦闘することなく、
涼しい顔をして、プロとしての、
クオリティの高い仕事を、
こなしていけるものではありませんね。

また、思考を働かせている人間の脳は、
通常の日常生活をしている場合、
身体の中でもっともエネルギーを消費する器官です。

その消費量は、ジョギングやウォーキング、
ジムでのトレーニングなどで、アスリートでない人が、
通常一日でできるトレーニングなどの、
運動量より多くのエネルギーを消費します。

通常より、頭脳労働が多かった時に、
空腹感を強く感じたりすることは、
誰しも経験していることでしょう。

ただ、脳のエネルギーになるのは、
主に体内にある糖分だけで、
脂肪を燃やすことはできませんから、
直接的なダイエットには、
有効ではありません。

そういう脳をフルに活用する、
作家の方々が、格闘技だと感じるのは、
当然でしょうね。

そして、その過程では、
筋力のアウターマッスルとインナーマッスルの関係のように、
力を込めた状態と、自然体との関係のように、
素人と達人が、同じことをしても、
まったく疲労度が違うのと同じように、
思考領域と、潜在領域の活用次第では、
同じエネルギーで、まったく違う境地を、
体感できるところを通っていきます。

そこを通過していけるかどうかで、
達人の領域にたどり着けるかどうかが、
決まってくると言ってもいいでしょう。

非常にエネルギー効率の高い、
脳や身体の使い方ができるかどうか、
それを体得していけるかどうかが、
非常に重要なことになります。

ぜひ、あなたの才能を、
高効率で発揮できる、
脳や身体のメカニズムや使い方を知り、
体得していって、
格闘技とも言える状態のエネルギー消費を、
実現していってください。

(浜本哲治)


わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)