岡 仁詩の名言 Hitoshi Oka

岡 仁詩(Hitoshi Oka)Amazonより

人間がやっているからミスも起こる。
初めから結果がわかっていて何がおもろいねん。
うまく行くときもあれば、行かない時もある。
そうやなかったら、おもろないやないか。

岡 仁詩 Hitoshi Oka

ラグビー元日本代表監督 同志社大学監督 1929~2007
Wikipedia


岡仁詩さんは、ちょうど私が大学時代に同志社大学の監督として3連覇の偉業を成し遂げた方です。

「自由なラグビー」と言われた当時の同志社は組織に個人をはめず、個性に合わせてチームを創る。

林さん、大八木くん、平尾くんと個性的なスーパースターが育ったのも岡さんのポリシーの成せる業でしょう。

チームスポーツなどはチームワークが大切だと思われ、組織の和を第一に考えられがちですが、強いチームを創るには個々のレベルが上がらないと、個性が輝ける組織でないと強くなっていきません。

また私が所属していた早稲田は緻密な組織プレーが注目されていました。
確かに細部に渡って個々の動きが決められていましたが、やはり個性が輝く型破りなスーパースターが存在しました。

組織が要求することは高いレベルで実現できて当たり前で、その上でどれだけ個性を発揮できるか。

あなたの個性、天才を磨くポイントでもありますね。

時々スポーツに限らず、所属組織に対する不平、不満を耳にすることがありますが、どんな組織に所属していても、あなたが高いレベルを意識を持っていれば個性を輝かせることは出来ます。
組織を変えることも出来ます。

もちろん組織が目指すものを実現していくための個性、天才の発揮だということは言うまでもありませんが。

特に飛び抜けた才能がなくても個性を輝かせることは出来ます。

私自身足の速さを要求されるポジションで鈍足の部類に入っていて、特別身体が大きいわけでも俊敏なわけでもありませんでしたが、今では常識的な動きになっていますが、当時はそれをやる人がほとんどいないことに自分が生き残る活路を見出しました。

ただ私の場合1、2、3年と生き残っていましたが、徐々に失速していき4年生の時には脱落してしまいました。

この最大の要因は個人の夢、目標の設定を誤ったことにその原因があります。
現状維持に走り、個性を追求、研ぎ澄ますことを怠ってしまったからですね。

組織の中にあっても個人の目標、夢は本当に大切なものです。

勝負はやってみなければ分かりません。

どんなに緻密に計画しても本番では何が起こるか分かりません。

だからこそ人生は楽しいのでしょうね。
だからこそ自分を磨けるのでしょうね。
そしてだからこそ目指すものが大切なのです。

どこにいても、あなたの夢さえあればあなたの個性、天才を輝かせることは出来ます。

(浜本 哲治)

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