遠藤 幸雄の名言 Yukio Endo
私はその感動で泣いたのです。
私の涙は金メダルの涙ではない。
自分に勝てた感動で涙をこぼしたのです。
遠藤 幸雄 Yukio Endo
体操競技選手・東京五輪個人総合金メダリスト 1937〜2009
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
あらゆる場面で人間は自分自身との闘いです。
たとえそれが誰かと競うことであっても、どこまでも常に向き合わなければならないのは自分自身ですね。
ラグビーなどの格闘技でも闘う相手はいますが、向き合うのは自分自身の恐怖心や、どれだけ自分の持てるものを出せるかです。
たとえゲームに勝ったとしても自分自身に負けていては、その勝利は自分を成長させるものになりません。
そしてもし勝ちたい何かや誰かがいるとしたら、その人や何かを目指すのではなく、勝って当たり前、超えて当然のものを目指して自分自身と向き合うようにした方がいいでしょう。
誰かや何かに勝つこと、その何かを得ることを目指している限りなかなかそこには辿り着けません。
例えば点数を取ることを目指す場合、10点が満点で、5点がボーダーラインだとして、そこに向けて、同じ限られた時間を5点を目指してチャレンジするのと10点を目指してやるのとでは、明らかにそのチャレンジの中身が違ってきます。
そして5点を目指していては、良くて5点、8割方はそこには届きません。
10点を目指してチャレンジしていれば5点は当たり前の点数になってきます。
もちろんチャレンジの中身は全く違ってきますが、同じ時間をどう使うかは発想の転換が必要になるでしょう。
それには本気で目指すものを高くしていかないと、この発想の転換は生まれてきません。
いずれにしても向き合わなければならない自分自身に何を求めるか。
あなたの目指すものが非常に重要ですね。
あなたの目指している夢はどうでしょう?
どうしても実現したい5点を目指しているような設定になっていませんか?
どうぞその夢が実現して当たり前のレベルのものを本気で目指してください。
あなたが向き合うべきあなたの心が見えてきます。
そしてその心に勝利してください。
遠藤 幸雄さんのこんな名言もありました。
今まで個人総合というタイトルを取れなかった日本の苦しみを、今度はソ連に味わってもらう番ですよ。
遠藤 幸雄の名言
できない技術ができるようになる。
これがひとつの喜びですね。
遠藤 幸雄の名言
(浜本 哲治)