藤山 寛美の名言 Kanbi Fujiyama

藤山 寛美(Kanbi Fujiyama)Wikipediaより

夢のない人間の芝居をお客さんが見に来てくれるとは思わないから、なるべく夢のにおいを身につけておきたいと思うのです。

藤山 寛美 Kanbi Fujiyama

喜劇役者 1929~1990
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(独語)


技術であれ物であれ、そこに込められている想いが伝わるものです。

もちろん届ける時には最高のものを届けようとしなければ、感動も幸せ感も満足も届けられませんから、次への期待感も生まれてきませんが、仮に最高のものを届けられたとしても、そこで終わりのものと、さらに先を感じられるものとでは期待感が違ってきますね。

それは例え同じレベルの技術や物であっても、そこに込められた思いが違いとなって感じられます。

その思いが、目指しているものがあるか、どういう夢を目指しているかで伝わり方が違ってきます。

才能や技術、物づくりに終わりはありません。

究極と思い目指してきたものも実現してみるとさらに先があることが分かります。

これは果てしなく続いていくものです。

常にひとつの夢の実現は過程なのですが、それに満足してしまうことは夢を諦めることと同じでしょう。

追求を止めてしまって、他に取って代わられた例は数多くありますね。

いつもさらに先を見据えていること。
これは最高の付加価値とも言えるでしょう。

あなたの届けている才能や物、愛には夢が乗っていますか?

どうぞ現状や目前の夢に満足することなく、もっともっと深く追求していく手を休めないでください。

あなたの届ける愛は果てしなく進化していけますよ。

藤山 寛美さんはこんな名言も遺されています。

芸は水に文字を書くようなもの、書き続けないと見えない。

藤山 寛美の名言


あなたの才能、あなたが創りだす物がどこまで進化していくか楽しみですね。

他にも藤山 寛美さんのこんな名言がありました。

役者は舞台の上だけで稼ぐもんや。
それ以外のことでおカネ儲けたら、余計なものが入り込んで汚れてしまう。

藤山 寛美の名言

花と葉っぱがお互いにあるから。
はっきり言うたらボケとツッコミがあるからいい。
だから葉っぱは花を羨んでいるけど、花は葉っぱをいたわらんと決してきれいには見てもらえん。

藤山 寛美の名言

水に文字を書くようなものです。
書けば流される。だからまた書く。
(長年舞台役者をやって飽きないかと聞かれて)

藤山 寛美の名言

喜劇だからといって何しても笑わせばいいということではない。

藤山 寛美の名言

順番を待っているだけの人間には永久に順番が来ない。

藤山 寛美の名言

お前の芸が下手でもわしはいいぞ。
せやけどな、お金を払って見に来てくれるお客さんに、そんな芸でええんか!

藤山 寛美の名言

殺してやりたいと思っている人に感謝しなさい。
その人に会って「なにくそ~」って気持ちがあったから、大きく成長できたんや。
最後は感謝しなさい。

藤山 寛美の名言

いい脚本はないか。
いい芝居がしたい。
(辞世の言葉)

藤山 寛美の名言

(浜本 哲治)

結成当時の松竹新喜劇のメンバー。後列左から5人目が寛美 Wikipediaより
結成当時の松竹新喜劇のメンバー。後列左から5人目が寛美 Wikipediaより

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