菊池 寛の名言 Kan Kikuchi

菊池 寛(Kan Kikuchi)Wikipediaより

最善の技術には、努力次第で誰でも達し得る。
それ以上の勝敗は、その人の性格、心術、覚悟、度胸に依ることが多いだろう。

菊池 寛 Kan Kikuchi

大正~昭和の小説家 劇作家 1888~1948
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


アスリートはまさにこの世界ですね。

技術的なことはもちろん果てしない追求をしていくことが必要ですが、その技術の差はトップアスリートの中ではそれほどの差はなくなっていきますから、最後は心の差で決まってきます。

どれほどの高みを目指しているか、本来目指すべき愛を届ける夢を目指しているかなどが、小さくて大きな差になって現れてきます。

また日頃からどういうエネルギーを放出しているかで引き寄せるものが違ってきますから、いざという時の運やツキなどの「持っている」と言われるようなものにも大きな差や違いとなって現れてきます。

これは健康づくりなどでも同じようなことが言えるでしょう。

本来人間が健康になるメカニズムは、それほど難しい、複雑な、高度な技術が必要なことではありません。

その知識を正しく知ることは誰にでも出来ることですが、いちばん厄介なのは行動習慣や性格と言われる思考習慣に囚われている部分なのですが、その囚われを解放していくには心の要因が大きくなってきます。

夢の実現を実現していくのに根本的に必要なことを感じられているか、どういう夢や進化を目指しているのか、自分自身にも周りに対しても愛を届けられているか。

心の健康はもちろんのこと、身体の健康も心の影響は直接的にとんでもなく大きいものです。

健康にこれほど大きな影響を与える心の状態ですから、あらゆることに影響を及ぼすと考えてもいいでしょう。

夢の実現、能力の進化に心を磨いていくことをないがしろには出来ません。

心を磨くことを突き詰めていけば純粋さを保つことです。

人間界の慣習や画一化された決まりごとなどに、どんどん縛りつけられていくのが心ですが。

例えばアスリートでも、最終的にはやっていることが純粋に好きでいられるかどうかで辿り着ける境地も違いますし、そこに至れるエネルギーも得られるものです。

純粋さを保ち自然に沿うこと。
心を磨いていく方向ですね。

これは技術を磨くことと同時に磨いていく必要のあることです。

最後は心の磨かれ方の差が出ます。

あなたの才能を輝かせるのは技術的なこと以上に心の状態です。

どうぞ両方同時に磨き込んで行ってください。

菊池 寛さんのこんな名言もありました。

罠をかける者も卑しいが、それにかかる者もやっぱり卑しかったのだ。

菊池 寛の名言

不幸のほとんどは、金でかたづけられる。

菊池 寛の名言

人生のどんな隅にも、どんなつまらなそうな境遇にも、やっぱり望みはあるのだ。

菊池 寛の名言

約束は必ず守りたい。人間が約束を守らなくなると社会生活はできなくなるからだ。

菊池 寛の名言

人生は一局の将棋なり、指し直す能わず。

菊池 寛の名言


(浜本 哲治)

1939年『西住戦車長伝』を執筆するため大陸で取材を行う菊池 Wikipediaより
1939年『西住戦車長伝』を執筆するため大陸で取材を行う菊池 Wikipediaより

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