山岡 鉄舟の名言 Tessyu Yamaoka

山岡 鉄舟(Tessyu Yamaoka)Wikipediaより

「修身(鉄舟)二十則」

1.嘘を言うべからず候
2.君のご恩は忘るべからず候
3.父母のご恩は忘るべからず候
4.師のご恩は忘るべからず候
5.人のご恩は忘るべからず候
6.神仏ならびに長者を粗末にすべからず候
7.幼者をあなどるべからず候
8.己に心よからざることは他人に求むべからず
9.腹を立つるは道にあらず候
10.何事も不幸を喜ぶべからず候
11.力の及ぶ限りは善き方につくすべく候
12.他をかえりみずして自分のよきことばかりすべからず候
13.食するたびに稼穡(かしょく=種まきと収穫、農業のこと)
の艱難を思うべし。
14.すべて草木土石にても粗末にすべからず候
15.ことさらに着物を飾り、あるいはうわべをつくろう者は、
16.心に濁りあるものと心得べく候
17.礼儀を乱るべからず候
18.何時何人に接するも客人に接するように心得うべく候
19.己の知らざることは何人にても習うべく候
20.名利のために学問技芸すべからず候
21.人にはすべて能、不能あり。
22.いちがいに人をすて、あるいは笑うべからず候
23.己の善行を誇り顔に人に知らしむべからず。
24.すべて我が心に恥ざるに務むべく候

山岡 鉄舟 Tessyu Yamaoka

幕末の幕臣 明治時代の政治家 思想家 1836〜1888
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


山岡鉄舟さんが15歳の時に、自らを律するために定めたものだと言われています。

自らを修めるためや、道を極めるための原点はいつの時代も変わらないものですね。

自然の摂理や当たり前のことがわからなくなっている現代でも、また、いつの間にか本来の道を外れてしまう人間界では、常々原点を感じること、学ぶこと、追求することは大切なことでしょう。

本来自然の摂理に沿ったチャレンジや、真理を基準とした行動は、最も充実感を感じ最高に愉しめるものですが。

それを難しいもの辛いものと感じるとしたら、それはどこかが不自然であると言えるでしょう。

夢の実現も才能の進化も、当たり前のこと、自然に沿ったことをひとつひとつ積み重ねていくことが、最も実現が確実で早いものであることを知り、実感していくことでしょうね。

真の充実感、幸福感を感じられるのは決してテクニックではありません。

夢の実現も才能の進化も、見せかけがそうなっただけでは、更なる高みには進んでいけませんし、脆く崩れてしまうものです。

自然界では無理をしなくてもチャレンジをし続けていれば、どんな夢も実現していきます。

無理をすること、せざるを得ないことも、自然の摂理にもとっていないかを充分に感じてみることですね。

どうぞ、堅固な基盤を築きどこまでも成長、進化していくためにも、また心身の健康をいつまでも保っていくためにも、いつも原点である真理、自然の摂理を基準として、その方向に才能を追求していってください。

今すぐにでも始められて、すぐにその素晴らしさを実感することになりますよ。

(浜本 哲治)

西郷・山岡会見の史跡碑(静岡市葵区)Wikipediaより
西郷・山岡会見の史跡碑(静岡市葵区)Wikipediaより

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