田中 史朗の名言 Fumiaki Tanaka

田中 史朗(Fumiaki Tanaka)Wikipediaより

ひとつでも多くの試合に出て、日本人選手の持つ可能性をアピールしたい。
僕みたいな身体の選手が頑張れば、これからの子供たちにもメッセージが伝わると思うんです。

田中 史朗 Fumiaki Tanaka

ラグビー選手 日本人初のスーパーラグビープレーヤー 1985〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


166cm・75kgの小さな身体で、世界最高峰リーグと言われる南半球のスーパーラグビーで、日本人初のプレーヤーとして活躍している田中 史朗さんです。

野球で言えば、大リーグへの道を切り拓いたようなものですね。

田中 史朗さんの活躍を見ていても、自分の持ち味をどう活かしていくかを考えることの大切さ、そして思いさえあればどんな差も埋められ、どんなことでも実現していくのだということを感じます。

田中 史朗さんは、こんなこともおっしゃっています。

スーパーラグビーは個々のレベルがものすごく高いと感じました。
それ以外は日本とあまり違わない。
コーチングの技術や理論は日本のトップリーグで学べるものと変わらないし、施設やグラウンドの環境は、日本の方がいいくらい。
スキル面を見ても、日本の選手の方が高いな、と思う部分もあります。
スーパーラグビーだから全員スキルが高い、というわけじゃありません。
ただ、違いを感じるのは意識の高さです。
ウェイトトレーニングに打ち込むときの意識の高さもそうだし、練習での集中力も高い。
誰かがミスをしたときでもリカバリーの反応が速い。
日本では、練習でミスが出ると足が止まってしまう選手が多い。

田中 史朗の名言


世界との圧倒的な差がまだまだあるラグビー界ですが、その差は環境などの違いではなく、やはり個人の意識レベルの高さの違いでしょう。

これはラグビーに限らず、あらゆる分野に言えることでしょう。

僕が思ったのは、スーパーラグビーでは選手がみんな、ラグビーを楽しんでるな、ということです。
ミスにすぐに反応できるのも、自分が楽しもうとしているから。
日本では、トップリーグの選手はプロでも社員選手でも仕事としてラグビーをしている人が多いし『失敗したら怒られる』というアタマがあるから、ミスしたところで身体が止まってしまう。

田中 史朗の名言


これも田中 史朗さんの名言ですが、やはり愉しむこと、愛することに集約されていきます。

そして道を切り拓いていくには、思い、目指すもののスケールが必要ですね。

高いレベルを目指すことで、今の可能性がより広くなっていく。
高いレベルにチャレンジしていくことで、当たり前のレベルが高くなっていく。

そして組織のレベルをアップするには、個のレベルを高くすること。

これらのことは、あらゆる分野、世界で共通することですね。

田中 史朗さんの後にもスーパーラグビープレーヤーが生まれています。

2019年に日本で開催されるワールドカップに向けて、どんどん世界に羽ばたく人が出てきて欲しいですね。

田中 史朗さんのこんな名言もありました。

ニュージーランドで得たものは、選手の意識の高さ、一人ひとりのラグビーに取り組む姿勢です。
どんな時でもリラックスしながら、100%の集中を見せてくれる。常に100%。
準備でも試合でもです。

田中 史朗の名言

しんどいというのは言い訳にしかならない。

田中 史朗の名言

個人能力が高い選手もいますが、それだけでは世界で勝てません。

田中 史朗の名言

基本的にボールに触ってから、判断に1秒はかけないようにしている。

田中 史朗の名言

高いレベルの選手と試合をしないと、自分のレベルアップはない。

田中 史朗の名言

ラグビーだけでなく、好きなことを見つければ人生は楽しくなる。

田中 史朗の名言

ジェイミーのラグビーは、ひとりひとりが考えないとできない。

田中 史朗の名言

ベストの23人が選ばれるのであれば、僕がそこに入らなくても構わないとも思っています。

田中 史朗の名言

(浜本 哲治)

ラグビーワールドカップ2019(2019年9月20日撮影)Wikipediaより
ラグビーワールドカップ2019(2019年9月20日撮影)Wikipediaより

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