ジョージ・ガーシュウィンの名言 George Gershwin

ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)Wikipediaより

ふつうの気分のときに、旋律が私の指からしたたり落ちてくる。

ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin

米国の作曲家 1898〜1937
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


トレーニングなどで蓄積してきた能力を、本番やいざという時にいかに存分に持てる能力を発揮できるようにするか。

また誰にでも存在している潜在能力を、いかに自在に引き出せるようにするかを私は長年研究してきています。

そしてそのコツが確立されてきていますが、元々あるものを使ったり引き出したりすることですから、それは特別な何かが必要なものではなく、誰にでも簡単にできることだということがわかってきました。

人間界で俗に天才と言われる人たちが、まさに能力や情報が指からしたたり落ちたり、自然に溢れ出てくるという現象は、誰にでも起こせることだと言うことですね。

そしてその大切なポイントが、まさに言葉にあるように普通の気分のときです。

人間は思考を使うことに慣らされていますが、俗に言われるような天才的な能力や情報は、思考領域にはあまり存在していません。

知識や情報、そして能力も既知のものが大半ですし、その蓄積されている量もわずかばかりのものですから、組み合わせと言っても、潜在領域のそれと比べると雲泥の差があるほどに少ないものですから、能力をどんどん進化させるほどには溢れ出てはきません。

また能力や知識を引き出そうとする時は、それが難しいものになるほどに思考をフル回転させますし、力を込めたりするものですね。

普通の状態からどんどん逸脱した状態が脳にも身体にも整えられてしまい、本来の能力や未知の能力が引き出されづらくなっています。

それに特別な能力を引き出すにはハードワークが必須だという囚われもあり、引き出されづらい状況がますます強烈になっています。

特別な情報や能力が引き出されるタイミングが、ハードワークの果ての場合が多いので、そういう囚われを多くの人が持っていますが、今ある特別な情報や能力は、力を入れずにリラックスして思考を手放していくことでどんどん引き出されて来るものです。

そしてそういう未知の能力は、引き出されて実用するほどに、さらなる未知の能力が高められていきます。

ただそういう能力を引き出していくには、身体や物理的なハードワークは必要ありませんが、一点に向けられた思いを四六時中持つことはどうしても必要なことでしょう。

また本人はどこまでも愉しんでいるのですが、周りから見るとハードワークをこなしているように見える、一心不乱に没頭することは大切ですね。

誰にでも驚くほどの能力、情報は無限と言えるほどに眠っています。

それを引き出せるかどうかだけです。

ぜひその簡単なコツをしっかり掴んで、実際に意図的にどんどん引き出して、能力の進化のスパイラルや、情報の螺旋状に伸びていく融合に繋げていってください。

あなたの脳は底知れぬ可能性を秘めています。
この追求ほどシビレルほどに愉しいことはありませんね。

(浜本 哲治)

ラヴェルとガーシュウィン(右端)Wikipediaより
ラヴェルとガーシュウィン(右端)Wikipediaより

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