伊藤 左千夫の名言 Sachio Ito

伊藤 左千夫(Sachio Ito)Wikipediaより

吾々が時代の人間になるのではない、吾々即時代なのだ。
吾々以外に時代など云うものがあって堪るものか。
吾々の精神、吾々の趣味、それが即時代の精神、時代の趣味だよ。

伊藤 左千夫 Sachio Ito

歌人 小説家 1864〜1913
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


全体は個の投影です。

それぞれの時代で常識も風習なども大きく違ってくるものですが、それはその時代を構成している人たち一人ひとりの投影でそういう時代になっているものです。

今の時代も、今を生きる人たち一人ひとりの心が投影、反映されていると言えます。

そして今は便利になって、色んな情報を瞬時に手に入れることができますから、情報の影響を受けやすい、情報で操作されやすい時代とも言えます。

その情報によってミスリードされたりして、ひとつの流行などが生み出され、時代を形成している側面もあります。

ミスリードなどを認識できていないケースもありますが、いずれにしても個々の思考が反映されて時代になっていることは間違いありません。

日々情報が溢れて、情報操作も巧妙になっていますから、今の時代、これからの時代を自分が担っていると認識して、情報の真偽や方向性が自然に沿っているものかどうかをしっかりと見極める術は身につけたいものです。

情報もひとつのエネルギーですから、エネルギーの共鳴で全ての現象が起こる自然界では、その情報も引き寄せていると考えるといいでしょう。

例えば街中で見かける自動車などは、自分が興味を持っているものや、自分が乗っている自動車がどうしても目についてしまいます。

これと同じように、意識しているしていないに限らず、発しているエネルギーによってやはり目に留まる情報も決まってきます。

そういう自然界の中では、やはり大切なことは自分から放出されるエネルギーをどんなものにするかです。

一途に夢の実現に意識が向いて、そのことだけを思い続けていれば当然入ってくる、目に留まる情報も、それに関連した情報になります。

自然に沿った思考、思感、習慣を築いていけば、自然からの応援はもとより、その方向に向かう情報、エネルギーが流れ込んできます。

情報自体が巧妙になっていますが、その真偽は思考で考えれば考えるほど騙されやすくなっていると考えていいかもしれません。
そこを突いて情報が作られていると言えるでしょう。

真偽や真意は思感、潜在領域がしっかり捉えていますから、心が感じるものを大切にすることです。

さらに言えば、反発するエネルギーも巧みにミスリードに活用されていることにも気づいた方がいいでしょう。

情報自体の真偽、その質を高めていくには、受け取る人たちの進化が不可欠になってきます。

ここにも人間の進化に思考から思感に移行していくことが大切になってきている理由があります。

どうぞもっともっとあなたが時代を創っている。あなたが時代そのものだという認識を強く持ってください。

あなたの言動が時代に反映していることは間違いありません。
ということは自分自身をどう創っていくかが時代を創ることになりますね。

(浜本 哲治)

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