白川 英樹の名言 Hideki Shirakawa

白川 英樹(Hideki Shirakawa)Wikipediaより

自然に親しもう、本物に出会おう。

白川 英樹 Hideki Shirakawa

化学者「導電性高分子の発見と発展」により、ノーベル化学賞受賞 1936〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然に親しむことも、本物に出逢うことも、夢の実現、能力の開発には大きな価値のあることです。

もちろん自然のままの自然は、どんなに小さくても本物ですから両方を兼ね備えていることになりますし、身近で触れるだけでもエネルギーをチューニングしてくれたりしますから、身近に感じるだけでも大きな意味のあることです。

例えばチャンスがそこにあっても、それを掴み活かさないとあまり意味のないことと同様に、さらに自然の大きな愛、エネルギーを活用していくにはまさに親しんでいくことです。

どれだけ学び、その学んだことをどれだけ実践できるかで自然からの恩恵は全く違ってきます。

自然に囲まれた環境にいる人が、自然の恩恵を受けているかといえば必ずしもそうではないでしょう。
大きな自然でも、小さな自然でも、それを意識して学び、活用できてこそのもので、ただ目の前にあるだけではチャンスを眺めているのと大差ないでしょう。

本物も同じですね。
人でも物でも本物と出逢うことは非常に大切なことです。
ただ単に出逢っただけでは、その真価を自分のものにすることはできません。

また本物を見分ける感性も重要ですね。
多くの人が知っているから。多く出回っているから。というようなことがあたかも本物とそうでないものとの違いのように考えられている節があります。

特に現代社会では画像、映像などはどうにでも加工できるようにもなっていますし、演出、脚色でいかにも本物のように見せかける技術も進歩していますので、流行りやブームなどを意図的に創ったりしている部分もあり、知名度が高い=本物の図式はほぼ崩壊していると考えていいでしょう。

知名度の高さは本物ではないことの証明でもあるといえるところまで、今の脚色、演出、煽りなどはきているでしょう。

また現代の人間界は自然に沿うことなく、自然に淘汰される方向に進んでいるとも言えますから、その中でその方向を進めていくために大きなエネルギーを持っている人や物などは、到底本物とは言えないでしょう。

こういう世の中では本物を見分けられる感性が大きな意味を持ってくることになりますね。

この本物の見極めも、思考で考えていては巧みな演出などに惑わされてしまうことになるでしょう。

思感、感性を研ぎ澄まして感じていくことがいちばんです。

そして見極めた自然、本物とはどんどん深く親しんでいくことです。

私も本物と感じた人などには早朝の散歩をご一緒させていただいたり、積極的にお時間をいただけるようにしたり、私自身も少しでも役立つことを提案しながら、夜討ち朝駆けのようにして深く交流させていただきましたし今もそうですね。

自然も人も物も本物にはできるだけ身近で接して、本物の本物たる由縁を学び、そこからどんどん吸収していくことです。

物なども使うものは飾っているだけでは意味がありません。
人も遠くから話を聴くだけでは、本質のほんの一部しか理解、体感はできないでしょう。

自然もその懐に飛び込んで行って初めて本当のところが見えてくるものです。

どうぞ本物とは深く、深く親しんでいくことにチャレンジしてください。
これは何者にも代え難い、あなたの素晴らしい財産になります。

これまでに紹介した白川 英樹さんの名言です。

(浜本 哲治)

2000年10月18日、総理大臣官邸にて内閣総理大臣森喜朗(右)と Wikipediaより
2000年10月18日、総理大臣官邸にて内閣総理大臣森喜朗(右)と Wikipediaより

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