勝沼 精蔵の名言 Seizo Katsunuma
われわれ人間には、まだまだ三分の二の潜在能力がある。
それを掘り起こした者が天才であり、眠らせて終わるのが凡人だ。
勝沼 精蔵 Seizo Katsunuma
医学者 血液学 神経病学 第三代目名古屋大学総長 1886〜1963
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
この言葉に対し潜在能力を開発する方法を人から問われた勝沼さんはこう答えています。
「行動だよ。何もしないで、ある日突然潜在能力はあらわれはしない。」
氷山の一角という言葉があるように、私たちの通常の能力は表面に現れた見える部分だけが使われています。
海に沈んで見えない部分の能力が必ずあります。
火事場の馬鹿力や、心のリミッターを外した経験があれば、その存在を感じたことがあると思います。
潜在能力を開発していくには、まずはそういう能力が必ずあるということを知っておくことが必要ですね。
そしてその存在を身近に感じるには、やはり自分の天賦の才を追求していくのが一番でしょう。
嫌なこと、やらされていることでリミッターを外すのは容易なことではありません。
しかし好きなことややりたいことでリミッターを外すことはわりと簡単なことです。
さらに潜在能力の高い再現性を手にするには自然体を覚えることですね。
心と身体の自然体の感覚をつかめば、自由自在に潜在能力の領域にストレスなく踏み込むことが出来ます。
自然体になることを何か難しいことのように捉えられていますが、自然体は何も難行苦行をしなければ到達できないようなそんな境地ではありません。
色んなことを人間は自ら難しいものにしているという例はほかにもたくさんありますね。
自然体は目の前の自然に学べば、学ぼうとする心さえあれば普通に教えてくれています。
俗に言われる天才は何も特別なものではありません。
ましてや持って生まれたものでもありません。
これは多くの天才と言われた人たちが異口同音に言っていることですね。
一度しかない限られた時間の人生なんですから、せっかくですからあなたの天賦の才も発揮してみてはいかがですか?
今のあなたはまだまだ本当のあなたではないんです。
もっともっと秘められた能力が眠っています。
自分自身をどうぞ信じてあげてください。
そして天賦の才は使ってみなければ天賦の才かどうか分かりませんから行動あるのみですね。
これまでに紹介した勝沼 精蔵さんの名言です。
(浜本 哲治)