ブレーズ・パスカルの名言 Blaise Pascal
ささいなことが我々の慰めになるのは、ささいなことが我々を苦しめるからだ。
ブレーズ・パスカル Blaise Pascal
フランスの哲学者 思想家 数学者 1623〜1662
自然界は本来、わずかな違いが大きな差を生み出す世界です。
ところが人間界では、起こる現象にしても積み重ねるアクションなどにしても、大きな違いを感じることを求める風潮、環境になっていて、感覚がどんどん大雑把になり、麻痺しているので飽きることも早く、本来の成長、進化が実現しづらい社会環境にもなっています。
大きな違いを求めて小さな現象しか起こせない、とても不自然な状況になっています。
またそういう感覚が、安直に無理をしてしまうことにも繋がってしまっています。
人間が飽きやすく持続力、継続力が低くなっているのではなく、飽きてしまうこと続けられないこと、方法をやってしまっているので低くなっているだけです。
小さな棘が刺さっただけで気になってしまうのが、本来の人間の感覚です。
例えば能力開発にしても、わずかな変化、違いを感じ取ることが、確実に最速で進める秘訣ですが、そういう部分を感じ取ろうとするよりは、思考で考えられた、決められたことだけをやっているので飽きもするでしょうし、それほど大きな成長、進化は現れてきません。
人の関係などでもそうですね。
例えば本音などは、言葉や行動に現れてこない部分を感じ取らなければ見過ごしてしまうことになりますね。
関係はここを感じ取って、深く知り合い交流していかないことには、本当の付き合いはできないでしょう。
自然界は全てがエネルギーの存在です。
そのエネルギーの本質をどれだけ感じ取れるかで、様々なことのクオリティが変わってきます。
どうぞもっともっと些細なこと、小さなことを大切に感じるようにしてみてください。
それができるようになると、自然界の奥深さ、無限を実感できるようになります。
そして顕在能力、潜在能力問わずに才能の成長、進化も著しくなりますから、夢の実現も着実に進んでいくことになります。
目に見えないほど小さな違いを、いかに感じ取れるか。
いやあなたの脳は感じ取っていますので、感じ取っているものを理解できるかですね。
誰にでもわかる違いを感じ取ることだけでは、能力の成長、進化も夢の実現も進んでいきません。
あなたの素晴らしい才能には、感じる力を極限まで研ぎ澄ましてサポートしてあげてください。
ブレーズ・パスカルさんのこんな言葉もありました。
われわれは理性によってのみではなく、心によって真実を知る。
これまでに紹介したブレーズ・パスカルさんの言葉です。
(浜本哲治)
歯車式計算機「パスカリーヌ」Wikipediaより