カーネル・サンダースの名言 Colonel Sanders
いくつになったって、自分の人生をより価値あるものにするための努力をするべきだ。
何の問題も起こらない人生が、素晴らしい人生なわけがないのだから。
カーネル・サンダース Colonel Sanders
ケンタッキー・フライドチキン創業者 1890~1980
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
カーネル・サンダースさんは40才のときにガソリンスタンドの一角を借りて、6席だけでの小さなレストラン「サンダース・カフェ」をオープンしました。
しかし65才の時に経営難により店は閉店してしまい、ほとんどの資産を失ってしまいます。
でもここからカーネル・サンダースさんは、世界初の「フランチャイズビジネス」を生み出しました。
その方法は、ワゴン車でフライドチキン片手に片っ端から色々な会社を回り「フライドチキンの調理法を教えるから、かわりに売り上げの一部をくれ」という「フランチャイズ」の原型と呼べるもので、1009社もの会社に断られ、なんと1010社目で契約をとり、ここから「ケンタッキー・フライドチキン」の偉大な歴史が始まりました。
こういう逸話のあるカーネル・サンダースさんです。
生きていれば色んなことがあります。
夢にチャレンジしていれば、さらに大きなうねりのように本当に色んなことが起こります。
何事もなく過ごすことは出来ませんね。
心情的にはいいことだけ起こって欲しい。
しかし起こることに良いも悪いもないんです。
人間は嬉しいこと、楽しいことが良いこと。
悲しいこと、辛いことが悪いこと。というように分けたがりますね。
そしてその悪いことが起こるとすぐに立ち止まってしまいます。
やるべきことや夢を諦めてしまいます。
または悪いことが起こることを怖れてチャレンジすらしないこともあります。
悪いことに心を乱されず、怖れを抱かないようになれたらいいですね。
これにはやはり、起こることには良し悪しはなく、すべて必然、必要、ベストなことだということを心底理解しておく必要があります。
すべての人には必ず天命があります。
そして運命によってそこに導かれます。
天命とは、まさに生まれてきてあなたが果たすべき使命のことですが、あなたの天賦の才である天才で誰かを生かす、誰かに幸せを届けることと言ってもいいでしょう。
これは自然の営みを見ればわかります。
花はその美しい姿を「どう私は綺麗でしょ!」って自己陶酔で見せびらかすために美しいわけではありません。
その美しさと、かぐわしい香りで虫たちに来てもらって、実を付けるために最高の美しさ、自分の天才を精一杯表現しているだけです。
すべては自然の循環のためです。
葉も枝も、幹も根も、自分の天才を最高に発揮するのは、次の誰かの循環のためです。
こう考えてみれば人間の天命も見えてくるでしょう。
そして運命とは、人や出来事との出逢いによって、その天命を果たすために起こることです。
もし根が花になりたいと思っても、天才が違いますから無理ですね。
まあ自然は当然のことのように、この自然の摂理を知っていますから、そんなバカなことはしませんが、仮にそんなことをしたら途端に起こることで修正が入ります。
運命とは、あなたのやるべきことを教えるために起こることです。
日常起こることはすべて運命です。
この天命、運命を理解できれば、あなたの前にどんなことが起ころうと諦めることもなければ、怖れることも慌てふためくこともありませんね。
良いも悪いもないんですから。
あえて言えば、良いことだけですね。
泰然自若として、その意味を感じればいいだけです。
この何が起こっても明鏡止水の心境でいられることは、そんなに難しいことではありません。
心の置き方ひとつです。
まさにこの言葉の通りです。
何も起こらないことの方が危険な状況ですね。
立ち止まっていたり、諦めたりしたらあなたが残念なだけでなく、あなたの天才によって生かされるはずだったすべての人に影響を与えることになりますよ。
これは人類の進歩にも関わる問題ですね。
カーネル・サンダースさんのこんな名言もありました。
私の顔が、誰もが知っているシンボルになったことをいまでは誇らしく思っています。
カーネル・サンダースの名言
66歳の男がゼロから再スタート。
そう考えるとたじろぐかもしれませんが、この頃が私の人生で最も刺激的な時間でした。
年齢を考えればたしかにチャレンジでしたが、私は自分のフライドチキンと自分自身、そしてやり遂げる能力を信頼していたのです。
カーネル・サンダースの名言
私は財産をビジネスに費やしていき、とうとう無一文になってしまったのです。
ですが、私は同時にお金にはかえられない大切なもの、私がこの世で最も好きなものを手に入れることができました。
それはひとです。
カーネル・サンダースの名言
私にとっては誰も平等に『ひとりのお客様』であり『おいしい食事が食べたい人たち』なのです。
カーネル・サンダースの名言
自分自身に正直であれば、自分が良い仕事をしているか、そうでないかわかるはずです。
カーネル・サンダースの名言
私にはたった二つのルールしかなかった。
できることはすべてやれ。
やるなら最善を尽くせ。
これが何かを達成する感覚をつかむ唯一の道だ。
カーネル・サンダースの名言
(30代後半独立した時の言葉)
自分の将来は自分で決めよう。
カーネル・サンダースの名言
日本の味が一番気に入っている。
私の考えていた通りのやり方を守り、理想のかたちを受け継いでくれている。
カーネル・サンダースの名言
決して引退を考えずにできるだけ働き続けろ。
カーネル・サンダースの名言
成功しようと思ったら、はじめは楽せず、苦労することが必要だ。
カーネル・サンダースの名言
これまでに紹介したカーネル・サンダースさんの名言です。
(浜本 哲治)
現在のコービンの「サンダース・カフェ」Wikipediaより