キングスレイ・ウォードの名言 G.Kingsley Ward
やられた分だけやってやれば、傷ついた自尊心がおさまるとでも思うのだろうか。
しかし、この時点で君は損をしている。大損を。
キングスレイ・ウォード G.Kingsley Ward
カナダ生まれの実業家 公認会計士 作家 1932〜2014
人間界の争いがなくならない大きな要因のひとつであり、人間界が進化の余地が多分にある部分ですね。
これを続けていては永遠にその連鎖は繋がっていきます。
どこかでこの連鎖を断ち切るしかありません。
この連鎖を自然界の本質である愛の連鎖にしていくことができれば、人間界もどんどん進化していけるでしょうね。
愛を届けることが、届けている自分自身が、その愛によって癒やされるのと同様に。
誰かを攻撃する言動などは、間違いなく自分自身を痛めつけていることになります。
これが永々と続いていけば、そのダメージは計り知れないことになりますから、まさに大きな損失ですね。
ちっぽけな自尊心が充たされることなど取るに足らないほどのダメージを心身に受けることは明白です。
それは寿命にさえ影響を与えるでしょう。
またそのことに費やした時間、エネルギーは膨大なものになります。
その時間、エネルギーを愛を届けることに使うのと、そうでないものに使うのとでは、まったく正反対のエネルギーに、とんでもなく多く包まれることになりますから。
その違いは火を見るより明らかなことでしょう。
誰かを傷つけることは自らを傷つけている行為に等しいことが理解できない人間界は、それだけでとても未熟な存在だと言えるでしょう。
全体が個の投影である自然界では、人間界のどこかで起こっている争いも、人間個々の心、言動が反映しているものです。
人間界から争いをなくしていく、もっとも確実で早い方法は、一人ひとりの中から小さな争いの火種を手放していくことですね。
ぜひ自然界の原理を、真理を正しく認識してください。
あなたの身近から愛の連鎖を起こし、世界が変わっていくまで、人間界が真に進化していくまで続けていくことを決断してください。
その決断と実践は、それだけで大きな愛、恵みをあなたにもたらしてくれますよ。
これまでに紹介したキングスレイ・ウォードさんの名言です。
(浜本 哲治)