徳冨 蘆花の名言 Roka Tokutomi
人間の第一職分は、自家の天職を探求するのが第一で、其(その)天職をどこまでも遂行するのが第二の本分であろう。
徳冨 蘆花 Roka Tokutomi
小説家 1868~1927
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
あなたの仕事、やっていることは天職と感じられているでしょうか?
生涯に渡って追求していきたいと感じられているものでしょうか?
誰もが天職と感じられているものをやっていれば、人間界はもっと住みやすい、生きやすい世の中になっているでしょう。
ストレスの大きな原因は無理をすることです。
人間社会がストレスで充満しているのは、多くの人が無理をしているからですね。
モア&モアの社会構造が生活を人質のようにして、個人にも無理を強いてストレスを増大させています。
自然界の、例えば植物たちの大きなストレスは、自然のままに自分らしく生きられないことでしょう。
これは自然界に生きる生き物は、全員同じように感じるストレスでしょうね。
特に人間は自分たちにも自分らしさを放棄させてストレスを溜め込み、自然に対しても自然のままを奪いストレスを与えています。
もうすでにモア&モアの発想では立ち行かなくなる傾向は、目に見える形で現れてきています。
もっといい物を、もっとたくさんの物をという価値観を早く手放していった方がいいでしょう。
そしてその気持ちを向けるのは、自分自身の心、天賦の才の天才を磨き向上させることにシフトしていくタイミングでしょうね。
物欲から心欲。
もっと何か物がないと生きていけないでしょうか?
そんなところに心とエネルギーをすり減らすより、あなたの天才を磨き込んでみてください。
あなたの天才を必要としている人の愛であなたは生かされることになります。
それが天職ですね。
あなたらしく生きて愛で生かされていくか、心をすり減らしてストレスと不安を抱えて生きていくか。
物欲のモア&モアを手放して天才、天職に心血を注ぐように、ひとりひとりが価値観を変えていけたら人間界は大きく動き出すでしょう。
今の現状からでも価値観を大きく変える、一時的な痛みを覚悟さえ出来れば、いくらでもシフト、変えていけることです。
天職で生きていけることを体感出来れば簡単に忘れる痛みです。
今のまま突き進んでいったら、未来の子どもたちに素晴らしい世の中、美しい地球を残せないのが分かっているのですから、多少の痛みは覚悟しなきゃですよね。
誰かが社会を変えてくれるなんてことを期待していても無駄です。
自分自身が変わって社会を変えていくくらいの気概が、こんな社会を創ってしまった今の私たちには必要でしょう。
国や経済などの何か大きな力に動かされているようですが、常にその主体は個人ですからね。
誰かのせいで世の中が変わらないのではありません。
あなたが変われば世界は変わります。
あなたらしく生きることを決して諦めないでください。
あなたの天職を見つけ、それで生きていくことこそ最高のあなたらしい生き方ですね。
あなたの天才で必ず幸せに生きていけます。
すぐにでも天才磨きにかかっていきたいですね。
徳冨 蘆花さんのこんな名言もありました。
人間の目的は、富士山に登るようなものじゃと俺は思う。
登りゃ登る程急峻困難になってくる。
徳冨 蘆花の名言
世にも強きは自ら是なりと信ずる心なり。
徳冨 蘆花の名言
人は生きなければならぬ。
生きるためには戦わなければならぬ。
名は掲げねばならぬ。
金は儲けなければならぬ。
命がけの勝負はしなければならぬ。
徳冨 蘆花の名言
あまり多く果実をつくるの枝は折る。
徳冨 蘆花の名言
謀反を恐れてはならぬ。
謀反人を恐れてはならぬ。
自ら謀反人となるを恐れてはならぬ。
新しいものは常に謀反である。
徳冨 蘆花の名言
何処の砂漠にも多少の緑地はある。
徳冨 蘆花の名言
己が造った型に囚われ易いのが人の弱点である。
徳冨 蘆花の名言
人は愛せずして生きることができず、また愛されずして生きることはできない。
徳冨 蘆花の名言
これまでに紹介した徳冨 蘆花さんの名言です。
(浜本 哲治)
徳冨蘆花文学碑(神奈川県逗子市蘆花記念公園)Wikipediaより