王 陽明の名言 Wang Yangming

王 陽明(Wang Yangming)Wikipediaより

人は皆聖人である。
しかし時間が経つにつれ私欲が生じ、物欲が生まれ、他人と自分とを一体のものだと考えられなくなる。
だから本来持っている聖人の心に戻るために、私欲に打ち克たなければならない。

王 陽明 Wang Yangming

中国の明代の儒学者 思想家 1472〜1529
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


とかく人間は私欲、我欲、物欲が強くなって、自然界で本来目指すべき夢や目標からも遠ざかってしまっています。

自然界では本来目指すべき、大切な存在の幸せを実現していくという夢や目標にチャレンジしている限り、必ずその夢や目標はどんどん実現していきます。

私欲に走ってしまうということが、お金や地位、名誉などの手段や結果として与えられるものを目指してしまうということです。

これを目指してしまうとすぐに行き詰まり、無理などをしないと目指すものが手に入れられなくなって夢の実現が破綻してしまいます。

人間も生まれながらにして無限の可能性を持っています。
これをいかに生かしていくかが人生なのですが、本来目指すべきものを目指していないと、生かしきれない人生になってしまいます。

どうぞあなたの無限の可能性をあなた自身が感じられる日々にしていってください。
それにはまず何よりも、自然界で本来目指すべきものを目指していくことです。

これを目指し始めると、途端にあなたの環境や日々遭遇する出来事が変わってきますよ。

王 陽明さんのこんな名言もありました。

人を責めることをやめて、自分の心を正すことが大事だ。

王 陽明の名言

仕事が上手くいかないことを心配するのは名誉欲や損得の欲にひきつけられて、本来持っている善心を発揮できないからである。
大事なのは結果を求めるのではなく、欲に克ち本来持っている善心を発揮することだけだ。

王 陽明の名言

聖人は、天地万物を一つのものとみて、生物全てを自分の兄弟か子供と思い、教え養う。全ての人類と私とは別のものではなく全て一つのものである。

王 陽明の名言

修行は一進一退するのが当然である。
他人の非難や嘲笑、または栄誉に関わりなく私欲を取り除き、本来持っている善心に沿って生きる修行を怠らなければ、必ず実力を得るようになる。

王 陽明の名言

人はまず食べたいと欲する心があって、その後に実際に食べてみるという行動を起こしてから味を知る。
食べたいと欲する心は意思であり、行動のはじめである。

王 陽明の名言

人の才能や気性はみな同じということはない。
立派な人は人を型にはめたりしない。
進取の気性に富む人はそれを生かし、律儀な人はその頑なな性格をいかして立派な人物に育てるのがよい。

王 陽明の名言

ただ善を行うことに心を一つにし、死か生か短命か長命かといったことに関しては、我が身を修めて天命を待つだけだ。

王 陽明の名言

人生の大病は、只だ是れ一の傲の字なり。

王 陽明の名言


これまでに紹介した王 陽明さんの名言です。

(浜本 哲治)

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