加藤 諦三の名言 Taizo Kato
欲しいものが手に入らないとき、あるいは失敗したときに、これは自分に何を教えているかと省みる人は、最後に幸せになる。
時に失敗は、あなたはこの道を進んではいけないというメッセージかもしれない。
この道はあなたに向いていない、他の道を行きなさいという、天からの知らせかもしれない。
そうした意味で、その失敗こそ幸福への扉かもしれないのである。
加藤 諦三 Taizo Kato
社会学者 著述家 1938~
Wikipedia
予想外に上手く行くこと、想定外に物事が進まないことはチャレンジをしている中で必ず起こるものですね。
日々の流れに流されているだけだと、その多くは思考の及ぶ範囲のことですが、そういう出来事を何度も感じていくと、やはり自然の植物たちが自分だけの花しか咲かせられないように、人間にも天命、その人にしか咲かせられない花があるのだということを感じます。
そして天命には最適の道を通って辿り着くように運命によって導かれていきます。
自分の意思や想定した道ではない道が拓けてくることを見ても、その存在を感じることになります。
逆に想像を超えてあり得ないだろうと感じるほどに、物事がトントン拍子に進むこともその存在を認めざるを得ないことでしょう。
そして思い通りに、また思った以上に上手くスムーズに進んでいる時はいいのですが、大きな壁の出現や、大きな失敗が起こってしまった時にどれだけその意味するものを感じ取ることが出来るか。
ここがあなたがあなたの天賦の才の花を咲かせられるか、人生の時間内に咲かせられずに終わってしまうのか。
すなわち天命を果たすことが出来るかの大きな分岐点になるでしょう。
ひとつの扉が閉じられてしまったことは、必ず新たな扉が開いていることを意味していることをどうぞ心に刻んでおいてください。
どんなに絶望的な状況であっても必ずあなたに見つけられる道があります。
そしてその道は、あなたが進もうとして閉ざされた道よりも遥かに素晴らしい道になるでしょう。
あなたが夢にチャレンジしているからこそ、あなたの天賦の才を極めようとしているからこそ、一見不幸に思える出来事は起こるものです。
そういう出来事はまさに喜ぶべきことですね。
そしてあなたの言動が起こす必然は思考の範囲内で理解できますが、運命は思考の枠を超えていますから、あなたの心で感じるしかありません。
新たな扉や道が見えてくるのも思考よりは感性です。
そういう出来事に遭遇して心が閉ざされていると感じることが出来なくなってしまいますから、これは日々のあなたの言動が引き起こす小さなネガティブな現象をチャンスと捉える思考や心の習慣を身につけておくことです。
すべてはあなたにとって最良のことしかあなたの人生では起こりません。
それをあなたがどう捉えるかですね。
あなたが心底幸せを感じられるあなたの天命は、あなたによって果たされることをいつも待っていますよ。
加藤 諦三さんのこんな名言もありました。
幸せになる人は、自分を不幸にする人を切っている。
加藤 諦三の名言
お互いに話してはいけないことがない。
その人間関係が最高のコミュニケーションができている人間関係である。
加藤 諦三の名言
どうにもならなくなったときは、自分は今、生きていること自体に価値があると信じること。
加藤 諦三の名言
他人の不誠実に寛容になりすぎないこと。
軽く見られるだけです。
加藤 諦三の名言
自分に失望している人ほど、基準が高いです。
加藤 諦三の名言
ごく普通の生活をする事はなんでもないように思えますが、実は大変な努力と心の成長を必要とします。
加藤 諦三の名言
真面目で無口だから不満でないと思っては、人を見間違えます。
加藤 諦三の名言
『自由に育てる』というのは聞こえがいいですが、実際には指導方法を知らないということが多いようです。
加藤 諦三の名言
これまでに紹介した加藤 諦三さんの名言です。
(浜本 哲治)