西郷 隆盛の名言 Takamori Saigo
人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして、己を尽くし、人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。
西郷 隆盛 Takamori Saigo
薩摩藩の武士 明治初期の政治家・軍人 1828~1877
西郷隆盛さんが好んで使われた言葉に「敬天愛人(けいてんあいじん)」があります。
天を敬い、人を愛せよ。ということですね。
あなたの天賦の才である天才は、必ず誰かの命を繋いだり、幸せをもたらすものです。
その天才を極めていくことが、あなたのこの人生の使命でしょうね。
アスリートたちの世界での活躍でも、感動や夢が届けられて、アスリートたちの後を追う子どもたちが出てくるでしょう。
アスリートたちも自らのパフォーマンスで夢と希望を届けた後は、次の世代を育てていくことになるでしょうね。
天才を極めていくことはどこまでいっても自分自身を磨くことです。
相手と競うアスリートであっても、すべては己との闘いです。
自分の天才を磨くにあたって、世のため人のために役立てることではあっても、それはすべて自分自身をひたすら磨くことであって、他人の言動や環境に振り回されていては、いつまでも磨き込まれることはありません。
他人の目を気にして自分の信念がグラグラ揺らいでいませんか?
または他人が見ていないから、お客さんには分からないことだからと手抜きをしたり妥協していませんか?
人のため誰かのためではあるのですが、人を相手に考えていると、人の言動や視線に左右されていると、最善を尽くすことが疎かになりがちです。
天を相手にすることは、決して騙すことの出来ない自分自身の心と向き合うことです。
最善を尽くせたかどうかは自分自身がいちばん知っています。
そしてあなたの天才を極めていけばいくほど、その結果は人智を超えたものになっていきます。
結果ばかりを気にしてしまうことも最善を尽くすことの妨げになりますね。
自分のやれるだけのことをやり尽したら必ず結果は応えてくれます。
最善、最高を尽くしていれば、その結果はすべて受け入れられるものです。
どうぞ周りや結果を気にすることなく最高の夢を持って、あなたの最高を積み重ねていってください。
もちろんあなたの天才磨きを、または結果を誰かのせいには出来ませんね。
すべてはあなたの為したことの結果です。
「人事を尽くして天命を待つ」
私の座右の銘でもあります。
ただひたすら自分の心と向き合って自分自身を高めていくこと。
夢を実現する、天才を輝かせるにはこれしかないでしょう。
これまでに紹介した西郷隆盛さんの言葉です。
(浜本哲治)
西郷隆盛の生誕地付近(鹿児島市加治屋町)Wikipediaより