本田 宗一郎の名言 Soichiro Honda
人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで一番重要な「試したり」をほとんどしない。
ありふれたことだが、失敗と成功は裏腹になっている。
みんな失敗を恐れるから成功のチャンスも少ない。
本田 宗一郎 Soichiro Honda
本田技研工業創業者 1906~1991
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
失敗の数だけチャンスも増える。
ほんとに当たり前のことなのですが、誰しも失敗することは嫌ですから、チャレンジの実数が少なくなっています。
100発100中が理想ですし、誰も失敗しようとしてチャレンジはしません。
常に10割を目指してチャレンジをしていますが、自然の法則の中ではそれはあり得ないでしょう。
プロ野球のアスリートでも3割の打率を残せば一流です。
SNSの中を見ていても至る所に見かけるのが、やはり80:20の法則です。
この法則については、こちらをご覧ください。
http://meigen.pt-hamamoto.biz/index.php?256
まずは10割を目指して完璧なチャレンジをしても、2割の成功確率だということを明確に持っておくことです。
そして成功は確率をあげようとするよりはその実数で勝負です。
10回のチャレンジでは2回ですが、100回チャレンジすれば20回の成功を体験できる訳ですね。
10回のチャレンジで確率を2割から3割に上げても、成功の回数は2回が3回になるだけです。
もちろん中途半端なチャレンジを増やしても、確率はどんどんゼロに近づいていきますから実数も減っていくのは当然のことですね。
また10回のチャレンジでは8回の失敗だったのが、100回では80回になりますから、心の面からするといかに失敗を引きずらないか、学びを得たらどれだけ早く手放すかでしょう。
プロ野球のアスリートが、一度の凡打をいつまでも引きずっていたら、次の打席をいい状態では迎えられません。
失敗、上手くいかないことが多くなると言うことは、真の学びの機会が増えるわけです。
見聞きするだけではとても学べない、感じられないことを体感させてくれることですからありがたいことですね。
人間はその本能で危険から身を守るために恐怖心や不安を感じるようになっています。
どんな人でもこの感情を感じない人はいないでしょう。
ただ自然の法則や失敗に対する考え方、見方をしっかり持っていれば、その不安を軽減することが出来ます。
また失敗を怖れる心がどこに繋がっているのか、どんな不安があるのかも検証しておくといいでしょうね。
案外、見栄や周囲の反応などの心配するに足らないところにある場合も多いです。
いずれにしても不安や恐怖がなくなることはないでしょう。
成功しても失敗してもいずれも財産になるのですから、この感情をドキドキワクワクの期待感、緊張感に感じられるようになるといいですね。
真剣勝負の打席に立ってスイングをしない限り何も起こりません。
数多く打席に立って最高のスイングをすることだけを目指していけば、自ずと結果は出てきます。
どうぞあなたの夢の実現のためにチャレンジの実数を増やしてください。
失敗を愉しんでください。
本田 宗一郎さんのこんな名言もありました。
創意工夫、独立独歩、これをつらぬくにはたゆまぬ努力がいるし、同時にひとりよがりに陥らぬための、しっかりした哲学が必要となる。
本田 宗一郎の名言
進歩とは反省の厳しさに正比例する。
本田 宗一郎の名言
伸びる時には必ず抵抗がある。
本田 宗一郎の名言
失敗が人間を成長させると、私は考えている。
失敗のない人なんて、本当に気の毒に思う。
本田 宗一郎の名言
自分の力の足りなさを自覚し、知恵や力を貸してくれる他人の存在を知るのもいい経験である。
本田 宗一郎の名言
これまでに紹介した本田 宗一郎さんの名言です。
(浜本 哲治)