落合 博満の名言 Hiromitsu Ochiai
単純に考えても、限りある時間の中で欠点の矯正に時間を使うことは、長所を伸ばそうとする時間が少なくなるということですから、長所が失われていくことに他なりません。
あなたの天才などの才能は、全エネルギーを注ぎ込んで初めて進化していくものです。
中途半端なトレーニングでは現状維持もおぼつかなく後退していくことになります。
欠点に触れて矯正していくことは、他にもあなたの心の状態を悪化させたり、そこにフォーカスすることで、あなたの環境にも望ましくないものを引き寄せることになりますから、よほどのことがない限り、あなたが欠点と感じていることには触れようとしないことです。
もしどうしてもそこに触れる場合は、そもそもあなたが欠点と感じていることは、あなたがそう感じているだけで、他の人から見ればそれは素晴らしい長所かもしれませんから、その欠点と感じている部分を、長所や持ち味として伸ばしていくという感覚で着手するのであればいいでしょう。
自然界は常に至る所で自然の摂理である20:80の法則や、20:60:20の法則が働いています。
これは100を目指してやっても最終的にはこの割合に収束していくものです。
組織でもそうですがあなた自身でも、すべての人を受け入れることは理想ですが難しいことでしょう。
またあなたがすべての人に受け入れられることもありません。
あなたがあなた自身の長所と感じるところ、短所と感じるところがあるように、2割の好きがあれば2割の嫌いがあるのが自然です。
2割の嫌いをなくそうとしたところで、他の部分もそれに伴って変化していきますから、結局嫌いだと感じるところがなくなることはありません。
あなたが好きなところ、嫌いなところを全部含めて素敵なあなた自身なんです。
あなたが嫌いだと感じてるところを好きだと言ってくれる人もいますからね。
いずれにしても、あなたがフォーカスしてあなたが伸ばそうとするところにかけられる時間は限られています。
無限にあるエネルギーも一日の限られた時間の中では有限なものになってしまいます。
その限られた時間とエネルギーをどこに注いでいくか。
自ずとその答えは出てきますね。
もちろんひとつのことだけをずっとやっている訳にもいきませんし、あなたの夢に向けてはやるべきことはたくさんあるでしょう。
ただ欠点の矯正やどうでもいいことに無駄な時間やエネルギーを使っているケースは本当に多いものです。
それらを丁寧に削ぎ落として、あなたが長所と感じられる天才でひとつひとつに時間とエネルギーをやるべきことに集中していけば、夢の実現という結果できっちり応えてくれるのも、自然の大原則ですね。
あなたの天才に時間とエネルギーを集中させることが夢の実現への最短距離ですよ。
落合 博満さんのこんな名言もありました。
上司という立場にいるのなら、任せる部分はきちんと部下に任せておいて、あとはうまくそれらを機能させるというやり方を取るべきだ。
落合 博満の名言
どうやってこのチームを、強くするしか考えていない。
預かった以上は、俺のやり方でやる。
周囲の声は、俺には関係ない。
落合 博満の名言
40本塁打してくれる大砲が貴重な戦力なら、送りバントを100パーセント決めてくれる選手も大切な戦力だ。
落合 博満の名言
何でもできる人はいない。
落合 博満の名言
働き場を与えれば、人は動く。
落合 博満の名言
いいんじゃない、うんと苦しめば。
そんな簡単な世界じゃないよ。
落合 博満の名言
信じて投げて打たれるのはいい。
信じて投げて打たれたのなら、それは結果。
一番いけないのは、やる前から打たれたらどうしようと考えること。
落合 博満の名言
自分は頭を下げないと生活できないと思っているから媚も売るし、喧嘩もできないんだ。
人間、自分に自信があれば喧嘩もするのよ。
落合 博満の名言
これまでに紹介した落合 博満さんの名言です。
(浜本 哲治)
アジアチャンピオンに輝き、選手達に胴上げされる落合博満(2007年11月11日・東京ドーム)Wikipediaより