ドリス・レッシングの名言 Doris May Lessing

ドリス・レッシング(Doris May Lessing)Wikipediaより

これこそが学ぶということだ。
これまでずっと知っていたことが突然新しく見える。

ドリス・レッシング Doris May Lessing

イギリスの作家 ノーベル文学賞受賞 1919~2013
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


あなたの夢を実現していくためには、もちろん多くのことを学んでいかなければなりません。

本当に実現したい夢を目指し始めたときに、人間は学ぶことの愉しさを味わうことになるのでしょう。

そして夢の実現のために多くのことを学んでいくと、概してやりたいことや選択肢が増えていくことになります。

これはこれでとてもいいことなのですが、時間の経過とともにやることが多くなって、あなたのエネルギーが分散されてしまうことには細心の注意が必要です。

人間は一度にひとつのことしか出来ませんし、エネルギーが分散されると結局どれも中途半端になってしまいます。

あなたの夢の実現のためにいちばん大切なことは何か。
それを出来るだけ絞り込んで、ひとつのことに集中できるようにしていくことが重要です。

そして夢を実現していくためには、あなたが得意とすること、あなたに与えられた天賦の才である天才を存分に磨き込んで輝かせなければなりませんが、この磨き込む作業は多くの場合、同じことの繰り返しで時間もかかりますから、人間の脳の特性もあって飽きてしまうこともあります。

脳は常に新たな刺激がないと退屈してしまう傾向にありますからね。

飽きさせない、退屈させないためにも変化を持たせることが必要になりますが、単にやり方を変えるような変化では脳に対する新鮮な刺激にはなりません。

ここがこの名言の真骨頂ですね。

あなたが磨き込むあなたの天才を深く掘り下げる、深く知るための学びをしていくことです。

知識や情報などの知性の部分だけでなく、心などの感性の部分も含めて、広げるのではなく深く掘り下げることです。

例えば、あなたが身に付けた技術を提供しているとして、その提供できる技術の種類を増やす学びではなく、ひとつの技術のレベルを高め、また感性を乗せられるようにして、心に届かせるための学びをするというような感じです。

ひとつのことを深く深く掘り下げていくことが出来れば、他のことを取り入れた時に同じレベルから届けることが出来ます。

深く掘り下げる学びが出来れば、まさに毎日の同じことが全く新しいものに感じられ、見えてきます。

この掘り下げにも、これで終わりという極められることはありません。

どんなことでも追求するほどに、学ぶほどに、さらに先がある奥深いものです。

この追求をしていけば、飽きることも退屈することも全くありません。
毎日が新鮮な状態で愉しめます。

広げることはいつでも出来ます。
まずはどこまで深く掘り下げられるかです。

ひとつだけを掘り下げることは、心細く非効率に感じられるかもしれませんが、あなたの夢の実現にはこの方法が最適、最短の方法です。

深く根を張った木ほど大木になり、多くの実りをもたらしてくれるのと同じですね。

ドリス・レッシングさんのこんな名言もありました。

物事というのは、いつも白と黒のように単純明快ではありません。

ドリス・レッシングの名言

ありのままの自分を取り戻したい。ただそれだけ。

ドリス・レッシングの名言

賢明な人は、嫉妬の感情を自らに許さない。

ドリス・レッシングの名言


これまでに紹介したドリス・レッシングさんの名言です。

(浜本 哲治)

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