高村 光太郎の名言 Koutaro Takamura

高村 光太郎(Koutaro Takamura)Wikipediaより

進歩は実に遅く不確かなものです。
やがて出しぬけにそれがひらかれます。
人は前に出ます。
けれども暗中模索の幾年かあとの事です。

高村 光太郎 Koutaro Takamura

明治~昭和の詩人・彫刻家 1883~1956
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


才能の進化やチャレンジの成果から、世の中が動き出していくことにも当てはまる様子ですね。

現代はすぐに成果を求めてしまう世の中になっています。
確かに情報や知識の伝達が速くなり、それに伴って成果が出てくるのも速くなる傾向にはありますが、どうしても不毛、混乱、暗中模索の時を経て成果が出てくるのは自然の摂理の中で変わらないことです。

そして進歩、進化、成果が動き始めると一気に動き出すのも特徴ですね。

チャレンジの積み重ねが右肩上がりに増えていっても、成果は右肩上がりには出てきません。

植物たちの育つ様子を見ていると、この成果が出てくる曲線は実感できます。

また成果が出始める前の段階でも、自然の気候などで、特に季節の変わり目に寒暖差があるように、上がったり下がったりのリズムがあるのが特徴です。

この自然のリズムや暗中模索のタイミングを凌げずに諦めてしまう人が多いのが、人間界の特徴でもありますね。

成功する人が数パーセントと言われる所以は、ここを超えられる人がそれだけだと言い換えてもいいかもしれません。

まずは進化、成果の実現のリズムと発露の仕方のイメージを持っておくことです。
そして少しでも不毛の時間を短くしていく方法を身に付けていくことです。

日々精一杯のチャレンジをしていくことはもちろんのことですが、潜在能力を自在に引き出していくこともこれからは大切なチャレンジですね。

そして現代の特徴を活かして、才能を磨き上げる速度を上げていくこともすぐに取りかかれることです。

夢の実現は、才能や才能が生み出したものを、どれだけ多くの人の幸せのために届けるかということになりますが、才能の磨き込みには実際のフィードバックが最も有効です。

これだけネットが普及した現代では、そのフィードバックがリアルタイムに受けられることになりますから、この力を活用しない手はないですね。

今までは出来上がったものをどのように届けようか、どうやってフィードバックを得ようかを考えて、なかなか思うように届けられず、フィードバックも得られず独りよがりになっていたものが、今ではリアルタイムに届けられ、リアルタイムにフィードバックされることが可能になってきています。

才能や才能の生み出すものは常に進化させていく必要がありますが、その進化させるポイントが分からないことには進化のさせようがありません。

磨き込む、進化させる方向は自然の摂理、真理に向かった方向がもっとも進化でき、成果を得られます。

どうぞ現代の利点も活かしながら、その方向を見極めてください。
特に個人の才能を輝かせていくにはこれからはいい時代です。

人間界の本当の意味での進化、自然との共生も、未来のために勢いをつけていきたいですね。

高村 光太郎さんのこんな名言もありました。

老人になって死でやっと解放され、これで楽になっていくという感じがする。
まったく人間の生涯というものは苦しみの連続だ。

高村 光太郎の名言

私はあなたの愛に値しないと思ふけれど
あなたの愛は一切を無視して私をつつむ

高村 光太郎の名言

一生を棒に振りし男此処に眠る。
彼は無価値に生きたり。

高村 光太郎の名言

重いものをみんな棄てると風のように歩けそうです。

高村 光太郎の名言

僕の前に道はない。
僕の後ろに道は出来る。

高村 光太郎の名言


これまでに紹介した高村 光太郎さんの名言です。

(浜本 哲治)

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