野口 健の名言 Ken Noguchi

野口 健(Ken Noguchi)Wikipediaより

若い人はすぐに結果を求めて「コツコツと続ける」という地味な行動にウエイトを置かないけど、結果的には、その積み重ねが大きなアクションにつながっていくんです。
何事もすぐに結果は出ません。
過程を楽しめるようにならないと、大きな仕事を成し遂げることはできないと思いますね。

野口 健 Ken Noguchi

アルピニスト 1973~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


どんなに出来上がりが大きなものも、小さな部品の集まりであって、そのひとつひとつの積み上げで成り立っていて、最初は小さなものです。

現代社会は機械化や効率化を追求して、結果を早く求める影響もあって、若い人に限らず、社会全体がコツコツ積み上げていくことの大切さが軽視されがちになっています。

その社会の風潮もあって、時間のかかるコツコツをいかに楽をして短時間で見せかけを作るかということに心を向け、エネルギーを使っている傾向にもありますね。

自分の手で積み上げたものほど強いものはありませんし、自分の夢に関しては自ら積み上げていくしかありません。

また自分一人ででも積み上げていく、ゼロから積み重ねていく覚悟がないと、なかなか夢には近づいていかないでしょう。

コツコツ小さなものを積み上げていく作業は時間もかかり、地味で反復も多く根気のいるものです。

しかしその基礎があってこそ最高の花や結実を得られるものですから、最も大切なものと言ってもいいでしょう。

大切なものほどシンプルで地味なもの。

夢の実現や能力の開発に最も大切な真理、自然の摂理もシンプルで目新しいもの、特別なものではなく当たり前のものです。

夢が実現していかない、能力がレベルアップしていかないのは、単に当たり前のことが出来ていないと考えてもいいでしょう。

あなたの夢の実現に必要なものは全て揃っていて、素晴らしい才能も授かっていますから、後は実現、成功していくだけです。

夢、到達点を明確に決めて、そこに向かう一歩一歩を刻んでいく。

コツコツの時間が大半を占めますから、その地味なコツコツをいかに愉しめることにしていくか。

一歩一歩を辛いものにしてしまっては続いていかずに、足は止まって精一杯の一歩も刻めないでしょう。

夢が実現した時の幸せが届けられた人の感動や笑顔を感じていくことも大切です。

遊び心を持って楽しめることにすることも必要でしょう。

ここは思考にフル回転してもらって、愉しめる方法を見つけていきたいですね。

野口 健さんのこんな名言もありました。

子供の頃の屈辱が大事だ。

野口 健の名言

立場によって意見が変わる。
極端な例で言うと富士山に不法投棄する人にだって理由がある。
それを考えないと落としどころは見つからない。

野口 健の名言

成功への近道なんていうものは「ない」と思いますね。
まず冒険は「行ける環境」を作ることから難しい。

野口 健の名言

長い人生をトータルで考えて、49%失敗しても、僕の基準で51%成功できれば、それでOK。
追い詰められた気分が、そう思った途端にスーッと楽になりました。
51%では消極的に感じるかもしれないけど、いろんな挑戦をしてきて、過半数を成功させるのも難しいのが現実です。
人生は簡単じゃないですから。

野口 健の名言

死にそうな目に遭うと山に登るのが怖くなります。
エベレストも2回登頂に失敗し、1回目は意識を失って半死状態のまま、かついで降ろしてもらったんです。
『次に行ったら本当に死ぬ』という恐怖に囚われながら『じゃあ止めるのか?また何もなかった頃の自分に戻るのか?』って考えると、僕はそっちのほうが怖かったんですよ。
挑戦を続けるのも止めるのも怖い。
『どっちも怖いんだったら、やるしかない』
そう思って再挑戦の決意を固めました。

野口 健の名言

自分が正しいと思ったことでも、現場で『これは違う』と思ったら軌道修正。
軽いといえば軽いですけどね。
この感覚はすごく大事だと思います。

野口 健の名言

人生は前に進むものですが、たまに戻るのもいい。
そうじゃないとどこに向かって走っているかわからなくなりますからね。

野口 健の名言

いまでも孤独だなあと感じる夜はあります。
でもベッドの中で孤独な自分と向き合う時間は大切。
その葛藤を経て自分が決めるからこそ自由を得られる。

野口 健の名言


これまでに紹介した野口 健さんの名言です。

(浜本 哲治)

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