国木田 独歩の名言 Doppo Kunikida

国木田 独歩(Doppo Kunikida)Wikipediaより

人間とは、自分の如き者なり。
余りにその前に茫然たるなかれ。
社会とは人間の集合せる所なり。

国木田 独歩 Doppo Kunikida

明治の小説家 詩人 1871~1908
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間の基本的な能力には大差はありません。
心や感情も自分と同じようなものと考えて間違いありません。

偉業を成し遂げた人に特別な才能や能力があったわけでもありません。
特別に多くの時間を与えられているわけでもありませんね。

ただやるべきことを最後までやったことが偉業になっただけです。

やるべきことは自然の摂理に沿ったことです。

最後までワクワクしてやれることをやっているか。
一途にそれを追求しているか。
集中する質と時間を確保できているか。

それほど差のない能力やエネルギー、また等しく与えられた時間をどれだけ集中させられるかが事を成していくには最も大切なことです。
自然の摂理ですね。

集中力の持続時間にも人間はさほど差はありません。

良質な睡眠時間を確保しなければ集中力も持続力も保てないのも、人間であれば誰でも同じことですね。

そして自分自身のチャレンジや磨き込みに使える時間も限られていて、これにも大差はないでしょう。

この能力的にも物理的にも大差のない中で事を成し遂げていくには、いかに集中できる方法を身に付け、そのタイミングを見つけだせるかです。

何をしていても何が起こっても心をすぐに向けられる明確な夢、目指すものを持っておくこと、そういうものにしておくことが何よりも大切なことです。

集中力はそれほど続きませんから、少しでもそういう時間に出会ったら集中していくことです。

時間がないことや環境を嘆いている人ほど出来事に心を長い時間奪われたり、焦点を当てるものが絞り込めていなくて無駄な時間を過ごしているものですね。

事の成就は能力の差や環境の差ではありません。
ピンポイントで集中できるかどうかだけです。

偉人たちの偉業に能力の差や環境の差を感じることはありません。
それを感じたり思ってしまうことは、あなた自身に備わった素晴らしい才能の可能性を狭めてしまうことになります。

あなたの才能にも人類や自然を進化させる偉業を成し遂げるものが備わっていることを、偉人たちの偉業から感じ取ってください。

そしてあなたの進化がそのまま人間社会の進化になることもどうぞ心得てください。

くれぐれもあなた自身を過小評価することなく、理想を目指してあなたのエネルギーを集中させていってください。

国木田 独歩さんのこんな名言もありました。

友を得るに急なる勿れ。
親友は自然に得る者なり。

国木田 独歩の名言

朝日が波を躍出るような元気を人はいつも持っていなければならぬ。

国木田 独歩の名言

人生は戦場なり。
何物、何事、何人に対しても仇討ちの覚悟をもって戦うべし。
死すとも勝つの覚悟あれ。

国木田 独歩の名言

実行せざる思いつきは空想と称し、また妄想と称す。

国木田 独歩の名言

人は人以上の者になることはできない、しかし人は人以上の能力の全部を尽くすべき義務を持っている。
この義務を尽くせばすなわち英雄である。

国木田 独歩の名言


これまでに紹介した国木田 独歩さんの名言です。

(浜本 哲治)

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