陸奥 宗光の名言 むつ むねみつ

陸奥 宗光【むつ むねみつ】Wikipediaより

人より少なく苦労して
人より多くの利益を得ようとするのは
薄志弱行の者のやることだ。
この考えが一度芽生えると、必ず生涯不愉快の境遇に陥る。

陸奥 宗光 むつ むねみつ Munemitsu Mutsu

幕末から明治時代の武士 政治家 外交官 1844〜1897


人間界は、まさにこれを効率化の名の下に追求してきましたが、
やはり、自然界の原理から外れているために、
上手く行っていないのが現状でしょう。

結局、こういうことをレバレッジと考えて追求してきた結果が、
争いや心身の病が増え続ける原因となっています。

そして、本来自然界で働くレバレッジは、
自然界に存在する全ての人に、同じように働くもので、
一部の存在が、他から搾取することでしか、
成り立たないような狭量なものではありません。

自然界のレバレッジは、人間界の姑息なレバレッジより、
遥かに質も高く、スケールも大きなものです。

その原理は、自然界の循環を使うことなのですが、
そのレバレッジは、最高出力の質と量のエネルギーを、
常に進化させながら放出できてこそ、
最大の恵みを享受できるようになっています。

エネルギーを少なくして、より多くのものを得ようとする発想が、
そもそも不自然なことになるでしょう。
最高を注いでこそ、その何倍ものエネルギーに増加していくのが、
自然界の自然なレバレッジです。

また、最高を出力しようとする時に、今の人間界では、
様々な無理をさせるシステムも整っていますから、
無理をしようとしてしまいますが、
これも本来の最高の出力とは全く違うものであって、
自然界の最大のレバレッジの効いた、恵みを受け取れることになりません。

そもそも、人間界の無理をさせるシステム自体が、
自然界の自然で最高の恵みを得られるレバレッジとはほど遠い、
人間界の不自然で、エネルギーの出力にも、恵みを受け取る場面でも、
大きなストレスを感じてしまうようなものになっています。

無理をすることなく、持てる能力の最高を出し続けること、
昨日を少しでも超えられるようにチャレンジしていくことは、
心身のストレス的には、最小のものになるでしょう。

ハードワークが必ずしも、心身にダメージを与えるかというと、
決してそうではありません。
それよりも、不自然や無理などを、
思考で考えたり、思考でコントロールしようとする方が、
遥かに不自然なストレスは多く、ダメージも大きくなります。

持てる最高の質と量のエネルギーを自然界に放出して循環させると、
そのエネルギーが循環するほどに、
とてつもなく大きな、質の高いエネルギーに進化していきます。

そのスケールは、少しで出力を抑えて、少しで多く受け取ろうして、
受け取るエネルギーとは比較にならないほど、
大きなスケールのエネルギーになります。

これを実感していく必要がありますね。

放出する場面でも、受け取る場面でも、不自然なストレスがなく、
驚くほどのレバレッジの効き方をする、見事なまでの自然界のレバレッジを、
ぜひあなたの素晴らしい才能、能力には体感させてください。

人生の幸福は、常に過程である今に感じていくしかないのですが、
その今に最高の幸せを感じられる秘訣でもありますね。

冒頭の言葉は、陸奥さんが子どもさんに伝えた、
「六訓」のひとつです。

六訓

1.諸事堪忍すべし、堪忍の出来る丈は必ず堪忍すべし、
堪忍の出来ざる事に会すれば、決して堪忍すべからず。

2.事の失敗に屈するべからず
失敗すれば失敗を償う丈の工夫を凝らすべし。

3.名誉は実力で取り得るように。
僥倖に求め得られるもののでないと知れ。

4.人より少なく苦労して
人より多くの利益を得ようとするのは
薄志弱行の者のやることだ。
この考えが一度芽生えると、必ず生涯不愉快の境遇に陥る。

5.人生には危険が多い。
避けられるだけは避けよしかし、避けられぬ場合、
また避けては一分が立たない場合はいかなる危険も避けるな。

6.眠くなく、旅中、船や車で、やることがないときは、
胸中に何なりとも一つの問題を設けて研究しておけ。
他日、その問題が実地入用になるとき大いに役立つはずだ。


(浜本哲治)


陸奥宗光とその時代 (PHP文庫)


妻・亮子、先妻との長男・広吉と。Wikipediaより
妻・亮子、先妻との長男・広吉と Wikipediaより