佐久間 象山の名言 さくま しょうざん

佐久間 象山【さくま しょうざん】Wikipediaより

人々が何を言おうと、怖じることなく、
心中はいつもやすらかです。
これも今までの修行の成果でありましょう。

佐久間 象山 さくま しょうざん Shozan Sakuma

江戸時代後期の松代藩士 兵学者 朱子学者 思想家 1811〜1864


自然界のあらゆる存在は、進化を目指していくことが、
使命のようになっているでしょう。

進化を実現していかなければ、
自然界では、淘汰されることになりますからね。

そして、その進化の実現の中でも、
かなり初期の段階でクリアしていかなければならないことが、
感情に左右されない、振り回されないことですね。

人間界は、まだまだ、この段階から、
ステップアップできていないのが現状でしょう。

ときに、感情は決して、人間独自のものではありません。
動物にもあることは、愛犬、愛猫を見ていても明らかなことですし、
植物たちを見ていても、感じられることですね。

感情は、自然界で生を受けている存在が、
推進力になるエネルギーを得るために、
とても大切なものですから、
感情を感じること自体は、素晴らしいことです。
というより、なくてはならないものでしょう。

ただ、人間が進化が必要なところは、
この感情を、そして感情を感じた出来事を、
いつまでも引きずってしまって、
そこに立ちすくんでしまったり、
さらなる進化を目指してチャレンジすることを、
やめてしまうことにあります。

感情からは推進力を、
現象からは、真意を感じ取ることです。

この部分を、大きく進化させていかないと、
人間界も、淘汰以前に、自滅してしまう可能性も、
出てくるかもしれませんね。

その進化の度合は、
日常の中で、明らかに感じることができるでしょう。

感情に囚われている時間が、
どれほどになっているかを、
感じてみれば、一目瞭然ですね。

喜怒哀楽を敏感に感じることは、素晴らしいことですが、
大切なことは、それを推進力のエネルギーに変えるだけにして、
自分自身や、周り、そして大切な人に届けていくのは、
愛だけにしていくことです。

たとえば、怒哀の感情をそのまま、
自分にも、他の誰かにも届けるような行為が、
人間界の争いごとがなくならない、
最大の要因であることを、自覚することですね。

そして、感情を感じた現象からは、
道標としての真意を汲み取り、
即座に実践に移すことです。

何があっても、穏やかに、
愛だけを届け、現象の真意を体得する。

植物たちは、すでにこの域に達しています。

人間も、少なくとも早急に、
この部分は、進化を実現していく必要がありますね。

日常のすべてが、修行ですね。

佐久間さんの、こんな言葉もありました。

学問は日々積み重ねられなければならない。
一朝一夕で成るものではないことを
肝に銘じるべし。


書を読んで知識をため込むだけでは駄目である。
実際にやってみなければ役に立たない。
それがサイエンスだ。


好奇心があるから学び、
そしてチャレンジするから成果が生まれ、
失敗するから成功がある。


(浜本哲治)


佐久間象山(上) (中公文庫)