朝倉 文夫の名言 Fumio Asakura

朝倉 文夫(Fumio Asakura)Wikipediaより

一日土をいじらざれば一日の退歩。

朝倉 文夫 Fumio Asakura

明治から昭和の彫刻家(彫塑家)1883〜1964


どんな分野でも熟達していくほどに、これはひしひしと実感していくものでしょう。

一日に退歩するだけでなく、それを取り戻すのにまた一日や数日は優にかかります。

まだ熟練の域に達していなくても、それを肌で感じられなくても状況は同じですね。

目指すものがあってチャレンジしていることは、事の成就をより早く、より高みに、より深く実現していくためにはチャレンジしない日を創らないことです。

遅れを取り戻そうと無理をしてしまうことは、アスリートなどであれば怪我の原因になりますし、危ういもの、脆いものしか創造していけないでしょう。

ぜひあなたの素晴らしい才能には、間をおくことなく続けることを授けてください。

それで疲弊しないのためにも、日々の睡眠、休息が大切になります。

チャレンジに間を空けてしまうことは、決して自分を甘やかしているのではありません。
むしろ窮地に追い込んでいるのだと考えた方がいいですね。

才能を、個性を引き出し、伸ばしていく愛を授けていくには間を空けないことです。

(浜本哲治)

台東区立朝倉彫塑館 Wikipediaより
台東区立朝倉彫塑館 Wikipediaより

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