市川 浩の名言 いちかわ ひろし

市川 浩【いちかわ ひろし】

まず具体的な単純な問題を解決することである。
すると多様な、思いがけない道が開けてくる。

市川 浩 いちかわ ひろし Hiroshi Ichikawa

哲学者 身体論者 1931〜2002


どんなに大きな、複雑な問題も、
分解していけば、小さな簡単、単純なものの寄せ集めです。

夢などの実現もそうですね。
どんなに大きなものでも、
小さなできる、シンプルなものの積み重ねです。

そして、事の成就も、解決したい問題も、
複雑に、大きなものだけを見て捉えるより、
シンプルに感じて、見て、考えていった方が、
その実現、解決の道、可能性は見えてきます。

人間はどうも、
あらゆることを大きなまま捉えたり、
複雑に難しく考え過ぎるきらいがありますね。

そして、自ら事の成就や問題解決を、
困難にしてしまっています。

ぜひ、シンプルに単純にしていくことの、
素晴らしさを実感していってください。

日常のあらゆることを、
自然界の自然に沿って、
小さく分解して、シンプルに感じていく
習慣を身につけていけば、
どんな複雑な問題解決も、大きな事の成就も、
その道筋が見えてくるようになります。

全ての成就、解決方法は、
日常の中にありますね。

市川さんの、こんな言葉もありました。

私が身知っている凹形の内面の顔が私には外面の顔であり、
私の身知らない凸形の外面の顔は
むしろ私の内面の闇を隠している。
意識は内面に現れ、無意識は外面に現れる。


ピサの斜塔は、昔から人々を魅惑してきました。
それは傾いて変わっているというだけではなく、
もっと直接に、われわれを惹きつけるものがあるからではないでしょうか。
巨大なピサの斜塔の前に立つと、
恐らくこちらのからだ自体が斜塔にそって傾く力を受け、
それに対抗する力との間で、
魔法をかけられたように奇妙に呪縛されるのを感ずるでしょう。


(浜本哲治)