遠藤 周作の名言 Shusaku Endo

遠藤 周作(Shusaku Endo)Wikipediaより

情熱を持続するには危険が必要なんだ。
ちょうど恋愛の情熱がさめるのは安定した時であるのと同じように、人生の情熱が色あせるのも危険が失せた時だよ。

遠藤 周作 Shusaku Endo

昭和の小説家 1923~1996
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


事を成し遂げるには情熱は必要不可欠なものです。
夢の実現は情熱なしにはあり得ませんね。

しかし時間の経過とともに、また年齢を重ねるごとに情熱が次第に薄れていきます。
これはひとことで言えば、脳への刺激の欠如でしょう。

今年の年初に立てた目標は、今もその時のワクワクドキドキとやる気に漲っていた心そのままに、今も変わらない情熱を持っていますか?

もちろん情熱を維持して脳に刺激を与え続けるのに、あなたの夢から目を離さず常にイメージしておくことはとても大切なことですが、どうしてもそれだけではマンネリ化して刺激が薄くなってきます。

日々の出来事の中から刺激をもらうことも必要です。

チャレンジが上手く行ったり、賞賛されたり、褒められることはもちろんやる気、情熱に繋がります。

本当はこれだけで充分なのですが、上手くいく確率は圧倒的に小さいですから、上手くいかない痛みや苦しみや、ご丁寧に批判まで付いてきます。

あっ!どうぞ子どもさんや後輩の方、あなたの周りの人たちには賞賛だけを贈ってあげてください。

上手くいかない中にも、チャレンジした姿勢など賞賛に値することはたくさんあります。

上手くいかないことでの痛みや苦しみは本人がいちばん感じていますから、あえてそこに触れなくても大丈夫です。

その痛みや苦難や批判に情熱を失っているケースもあるでしょう。
これももったいないことです。

ここはどうぞ脳のメカニズムを理解して、このありがたい刺激を夢の実現のエネルギーにしてください。

実は脳はポジティブな刺激、ネガティブな刺激ということを本来判別することはありません。
どちらも同じエネルギーです。

ただそれを心、感情でプラスやマイナスを判断して、脳に違う刺激にしてしまうだけです。

褒められて伸びるタイプ、批判されて伸びるタイプなどがあるのも、このエネルギー変換の違いです。

上手くいかなかったことや批判などの刺激に対して、ただ単にエネルギーとして脳に伝えてあげれば、よ~し!という情熱になります。

その出来事や言葉などにいつまでも心を奪われていると、情熱が湧くどころか奪ってしまうことになりますね。

無駄なリスクをあえて冒すことはありませんが、チャレンジしていれば否応なしに訪れる苦痛や苦難をどうぞ情熱を燃やす刺激にしてください。

そういう意味では情熱が失せてくるのはチャレンジがなくなっているのでしょう。

常にチャレンジャーであり続ける。

情熱さえ失わなければ、あなたの夢が近づかないことはありませんよ。

遠藤 周作さんのこんな名言もありました。

一人の人間にはその運命と人生とを決するようなときが生涯、一度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わるものだ。

遠藤 周作の名言

人間らしく生きるために七分は真面目人間、三分は不真面目人間で生活するのが「生きる智恵」と言うべきであろう。

遠藤 周作の名言

人間の一生には一度はまたとない好機が来る。

遠藤 周作の名言

人間はみんなが、美しくて強い存在だとは限らないよ。
生まれつき臆病な人もいる。弱い性格の者もいる。メソメソした心の持ち主もいる。
けれどもね、そんな弱い、臆病な男が自分の弱さを背負いながら、一生懸命美しく生きようとするのは立派だよ。

遠藤 周作の名言

私は、死というのは、この世界から新しい生命に入る通過儀礼だというふうに思っています。
通過儀礼ですから、それは試練であり、そして恐怖があり、苦しみが伴うのだと思います。

遠藤 周作の名言

人間、好奇心がなくなったらおしまいだ。

遠藤 周作の名言

自分の考えだけが何時も正しいと信じている者、自分の思想や行動が決して間違っていないと信じている者、そしてそのために周りへの影響や迷惑に気づかぬ者、そのために他人を不幸にしているのに一向に無頓着な者、それを善魔という。

遠藤 周作の名言

人間にはこの世に生きていくためには、他人に対する「けじめ」がある。

遠藤 周作の名言


これまでに紹介した遠藤 周作さんの名言です。

(浜本 哲治)

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