倉本 聰の名言 Sou Kuramoto

倉本 聰(Sou Kuramoto)Wikipediaより

僕は「そうは言っても」「前例がない」という言葉が大嫌い。
そんなことを言っていたら、世の中も自分自身もチェンジすることなんてできません。
「前例がない」ことをやるからこそ「新しい挑戦」になる。

倉本 聰 Sou Kuramoto

脚本家 劇作家 富良野自然塾長 1935~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


変化を怖れる、権益を守りたい、出来れば新たなことをやりたくない。というような人間の特性や社会構造が複雑に絡んで、人間界の、そして人間の進化を遅らせているのでしょう。

新たなことや、さらに先の領域にチャレンジしていかない限り成長も進化もありません。

進化することは変わり続けることです。

変化は嫌だけど成長、進化はしたい。
これはまずあり得ないことでしょう。

当たり前のことですが、防衛本能の強い人間は知らず知らずのうちに陥っているケースが多いものですね。

「そうは言っても」「でも」「しかし」「無理」などが反射的に口をついていないでしょうか?

今のままで、今のままがいい。
この現状維持も変化の自然界では変化なしにあり得ないことです。

今のままにしがみついているとどんどん後退していくだけです。

今まで体験したことのないことを体験できることは、脳内に新たな回路が繋がります。
脳内で繋がる回路が増えるほどに、脳から導き出される可能性が広がっていきます。

ただでさえ生涯に数パーセントしか使わないと言われている脳は、自分にしか使えませんから、せっかくの人生ですからどれだけ進化させられるものか少しでも多く使ってみたいですね。

あなたも知らない素晴らしい能力が、まだまだ無限と言えるほど眠っていますよ。

脳は新鮮な歓びの刺激を大変喜びます。
歓びの刺激に出来るかどうかは思考での捉え方で決まってきます。

どうせ変化するのであれば、またやらなければならないことであれば、楽しんで、楽しめるようにして取り組んでいくことです。

どうぞ変化することを怖れたり、億劫がらずに、人生でどこまで進化できるかのチャレンジと考えて、あなたに変化の打診が誰かから、自然から来たのは運命の出会い、チャンスと捉えてチェンジにチャレンジしてください。

変化を当たり前と自然の摂理に沿って感じられれば、めざましい成長、進化が実現していきますよ。

倉本 聰さんのこんな名言もありました。

何か人より優れたものを持ちたいと思ったら、やっぱりどこかで無理しないといけないと思います。
かなりの無理をしたから、他の人よりも少し前に進めたんだと思うんです。

倉本 聰の名言

もしも君たちがなくしものをして、それがどうしても見つからなかったら、富良野に探しに戻っていらっしゃい。
残雪の溶けた熟地のぬかるみに、君らの探しものは転がっているはず。

倉本 聰の名言

物を作る人間には、ふっと神様が降りてきてくれる瞬間があるような気がします。
でもその前に技術は磨いておかないといけません。
ひらめいたときに、それを具体化する能力を技術として持っていないといけない。

倉本 聰の名言

「富士山に登った」と言う人は多いけれど、たいていは5合目辺りまで車などで行き、そこからスタートして登ったと言っているわけです。
でも本当に標高3776メートルの富士山を登り切ったと言うなら、僕は駿河湾から歩き出すのが本筋だと思う。
つまりいつの間にか5合目スタートが常識になってしまっているわけです。
物事には「そもそも」という根本があります。
根本が進化し社会基盤になり常識になっていく。
5合目が常識になってしまうと、人はこの「そもそも」の部分、根本を考えなくなる。
それが僕は怖い。

倉本 聰の名言

根底で考えろ。
演じることも書くことも、生きることも、すべて常識で考えるな。

倉本 聰の名言


これまでに紹介した倉本 聰さんの名言です。

(浜本 哲治)

LINEで送る