田中 耕一の名言 Koichi Tanaka

田中 耕一(Koichi Tanaka)Wikipediaより

失敗からは、必ず新たな発見がある。
最近は、失敗するのが楽しみになってきました。

田中 耕一 Koichi Tanaka

化学者 エンジニア 2002年ノーベル化学賞受賞者 1959〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


失敗を楽しめる境地に入ってくると、全てのことを愉しめるようになってきます。
失敗からは、明らかに成功より学べることが多いですね。

まだ実現していない未来へのチャレンジには、可能性があるだけで確約されたものは何もありません。
その可能性にチャレンジして、ひとつずつ試していくしかありません。
やってみなければ結果の出ないことを、いくら考えていても埒は明きませんね。

自然界で人間のやるチャレンジは、無数にある組み合わせの中から、上手くいく組み合わせを見つけることです。

膨大な組み合わせがある中で、数少ない上手くいく組み合わせを見つけるのに、ひとつふたつの上手くいかない組み合わせに遭遇して、いちいち立ち止まっていては、なかなか成功の組み合わせには辿り着けません。

上手くいかないことや、失敗をするたびに、上手く行く、成功の組み合わせに近づいていると考えていくことです。

また本来の夢を目指すのと同じように、チャレンジの結果を上手く行かせることを目指すのではなく、夢の実現に向けて出来ることを精一杯やることに専念することです。

どんなに完璧なチャレンジをしても、結果が上手く行く確率は、自然界ではせいぜい2割程度ですから、精一杯のチャレンジが出来なければ、それだけで確率が落ちてきます。
結果は成功も失敗も夢の実現に近づいてるだけで、その結果に一喜一憂する必要はありません。

人間の脳が最大に力を発揮するのは、喜びの刺激を与えてあげることですから、結果の捉え方や目指すものを喜びにしてあげることですね。

田中 耕一さんの能力を高めていく方法の名言もありました。

自分の能力の100%を狙っても、ときには失敗して落ち込む。
次は90%を狙ってそれも失敗すると、さらに目標が小さくなる。
だからといって200%を狙うと、失敗ばかりです。
そこで110とか120%を狙うんです。すると、たまにはできるんですね。
それを繰り返して、少しずつ伸ばすことを積み重ねると、いつの間にか120%が当たり前になると思うんです。

田中 耕一の名言


当たり前のレベルを高めていくこと。
これが本当に大切なことですね。

もうひとつ田中 耕一さんの名言です。

自分だけの夢を見つけてください。
そしてその夢を大切に温めれば、いつか何かを達成できます。

田中 耕一の名言


どうぞ失敗を怖れることなく、成功も失敗も喜びのエネルギーに変えて、あなたの素晴らしい才能を秘めた脳に喜びの刺激を与えてあげてください。

他にも田中 耕一さんのこんな名言がありました。

どうしても常識に阻まれて遠回りしてしまうことはよくある。
常識にとらわれるあまり前へ進めない方は一歩引いてみるといい。

田中 耕一の名言

最初から地方だからと考えることはやめてほしい。
実は私自身もそう思った。
富山だから、田舎から出てきたんだからということで決まるのでない。
地方ということを気にせずに頑張ってほしい。運もついてくる。

田中 耕一の名言

若いから、年取っているからどうのこうのなんて関係ない。
50歳からでも、いつからでもスタートできる。

田中 耕一の名言

間違ったことで世界が驚くような発明をしたことは本当は話したくないのだが、ある拍子に本来混ぜるつもりのなかった一つの溶液を別の溶液の中に落としてしまった。
失敗は成功のもとと言うが、後から思えばコロンブスの卵のようなもの。

田中 耕一の名言

日本の製造業はもっと自信をもっていいと思います。

田中 耕一の名言


これまでに紹介した田中 耕一さんの名言です。

(浜本 哲治)

2002年10月11日、総理大臣官邸にて東京大学名誉教授小柴昌俊(左)、内閣総理大臣小泉純一郎(中央)と Wikipediaより
2002年10月11日、総理大臣官邸にて東京大学名誉教授小柴昌俊(左)、内閣総理大臣小泉純一郎(中央)と Wikipediaより

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