森 信三の名言 Nobuzo Mori
人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。
縁は求めざるには生ぜず。
内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁は生ずるに到らずと知るべし。
森 信三 Nobuzo Mori
哲学者 教育者 1896〜1992
Wikipedia(日本語)
天の配剤についての、これも深い言葉ですが、前半のこの言葉には続きがありました。
「縁は求めざるには生ぜず。内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁は生ずるに到らずと知るべし」
天の配剤は人との出会いだけではありませんね。
出来事との出会い、自然との出会いなどすべての出会いを意味しています。
そして「天は乗り越えられない試練を与えない」
これもまた事実でしょう。
自分自身の過去を振り返ってみても納得出来ます。
すべての出会いは寸分の狂いもなくやってくるものです。
ただ森信三さんがおっしゃっているように、その出会いに気づかないこともまたよくあることです。
人との出会いでも、運命の人との出会いに気づかずに出会いを活かせないこともあります。
また出来事との出会いは実に分かりにくいです。
一見自分にとって良くない出来事のような顔をして、目の前に現れることが多いですからね。
せっかくのチャンスを感じることが出来ずに、または心を閉ざしてしまったばかりにチャンスをつかめなかった。なんて言うことも多いです。
その積み重ねが、夢の実現や使命を果たすことを遅らせたり、時間切れになってしまうことになっていきます。
誰にでもその人の夢や使命の実現に必要な出会いは、必ずすべて用意されています。
その出会いを逃さず敏感に察知するには、やはり心、感性を磨いておくことです。
言葉にもあるように、出会いが目の前に見えていても、それをチャンス、運命の出会いだと感じられなければ、ただの物体、出来事でしかありません。
そして心、感性を磨く簡単で最適な方法が自然を感じることでしょう。
起こることにはすべて意味があって、その中に運命の出会いが隠されている。
さて毎日が宝探しになってきますね。
森 信三さんのこんな名言もありました。
人間の修養は一つずつである。
その時その時、自分の為すべきことを正確に行うことである。
森 信三の名言
人間は片手間仕事をしてはならぬ。
やるからには生命を打込んでやらねばならぬ。
森 信三の名言
真に卓れた師は、容易に弟子をほめないものである。
森 信三の名言
人間というものは、どうも何処かで阻まれないと、その人の真の力量は出ないもののようです。
森 信三の名言
人間の偉さは、 その人の苦しみと正比例する。
森 信三の名言
これまでに紹介した森 信三さんの名言です。
(浜本 哲治)