井深 大の名言 Masaru Ibuka

井深 大(Masaru Ibuka)Wikipediaより

まず、強い目標を立てる。
それを達成するためにあらゆる技術を動員する。
「できそうだからやってみよう」
というのとは大きな違いがある。

井深 大 Masaru Ibuka

ソニー創業者の一人 1908~1997
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人や組織で、夢や目標を描く時に多くの人が間違った描き方をしています。

それは過去の延長線上の視線で目標を設定することですね。

出来そうなことをやる。
まさにこの視線で目標を設定していると、どこまで行ってもあまり今とは代わり映えしません。

なぜか?

発想と行動の変わりようがないからです。

どんな夢や目標を実現していくにも、今できる小さなひとつひとつを積み上げていくしかありません。
その積み上げるひとつひとつを、どういうものにするかが大切なことです。
そのひとつが。その一歩が。どこに向かっているのかを知っておく必要があります。

まずは夢や目標ありきです。
過去や今の状況、自分の今の能力に関係なく純粋にどうなりたいのか、どうしたいのか。
ここからスタートすることでしょう。

そしてその夢や目標からブレイクダウンして、今出来るひとつのことを創っていきます。

高い目標を設定することは大切なことですが、今出来る小さなひとつにまで落とし込まないと単なる絵に描いた餅になります。

同じ一日の時間を使って積み上げるひとつのことが夢に向かっているものか、単に今までやってきたことと同じものか。
結果は火を見るより明らかなことです。

過去の延長線上の発想では、もう少し努力しよう、頑張ろう的な発想しか出てきません。

斬新な創造力を生み出すためには、今の能力ではとても出来ないようなことを目指さなければ出てきません。

習慣に支配されている行動を変えていくには、どうしても実現したいと切望できる夢や目標からブレイクダウンされた今日の一歩でなければ、いつまでも今までの行動と変わりません。

夢を強烈にイメージできた明日の一歩でなければ、その一歩ずつを積み重ねた1年後は、1年前から今日までの変化と同じか、進歩が鈍った姿しか実現できないでしょう。

どういう1年後、3年後のイメージを持っていますか?
それはあなたが心底望んでいるものですか?
明日の一歩はその夢に確実に向かう一歩ですか?

自然の木々や草花たちは、ただ単に同じことを繰り返しているわけではありません。
目指すものがあるからこそ年々成長しているんです。

ただ単に同じことを繰り返しているだけでは人間も成長しないことを見れば分かりますね。

環境も刻々と変わっていく中で、自然に生きるものは同じことを繰り返すだけでは成長しないことも自然の摂理のひとつでしょう。

同じように見える繰り返しでも、目指すものがあるのとないのとでも違うのは明らかなことです。

人間も木々も明確な夢があって初めて逞しく、眩しく輝けます。成長します。

さてあなたの夢は何でしょう?
どれだけ強い想いを持っていますか?
どれだけ明確になっていますか?

今やることはあなたの未来を創る一歩ですよ。

井深 大さんのこんな名言もありました。

枠の中からどうやって飛び出すかが重要。
技術に感性を結びつけると、大きな飛躍ができる。

井深 大の名言

一番のモットーは、他の人が既にやってしまったことはやらないこと。

井深 大の名言

『物』だけで『もの』を考える時代は終わった。
これからは『心』と『意識』を考えたものづくりの時代だ。

井深 大の名言

社会をリードしていく人間の、基本的能力とは何か。それが『人徳』であると私は思います。

井深 大の名言

世の中に尽くすとか、他人のために何かするということは、お金ができてから、名声を得てからすることだと、考えるのはまちがいだと思います。
あなたの周りを見渡せば、身近なところに誰にでもやれることが、いくらでもあるからです。

井深 大の名言

若い方々にぜひ伝えたいことがふたつあります。
ひとつは自分自身を大切にすること、自分を生かすということと合わせて、それと同じくらいのウエイトで、他人のために、社会のために何かできることはないかということを考えていただきたい。
またそういう気持ちをぜひ持っていただきたいということです。
もうひとつはしっかりした生きるよりどころを、ぜひ持ってもらいたいということです。

井深 大の名言

人間として守らなければならないことは、親がいつも率先してお手本を示しながら、子どもにも守らせること。
理屈でなく行動で教えること。

井深 大の名言

育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない。

井深 大の名言


これまでに紹介した井深 大さんの名言です。

(浜本 哲治)

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