道元の名言 Dogen

道元(Dogen)Wikipediaより

自己に閉じ込められ、自己にこだわっている間は、世界を真に見ることができない。
自己が自由に自在に動くとき、世界もいきいきと生動する。

道元 Dogen

鎌倉中期の禅僧 曹洞宗の開祖 1200~1253
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自分の思考枠に囚われていると、様々な問題に直面した場合に、そこをブレイクスルーしていくことが難しくなり、時間もかかってしまうでしょう。

思ったように前に進めない人生になってしまいますね。

できるだけこだわりや囚われは持たないことです。
過去にも今にも囚われないことですね。
囚われが少なくなるほどに、可能性はどんどん広がっていきます。

このことを日常のあらゆる場面で検証していくことです。

この検証が進んでいけば、いかに囚われの多い日々を過ごしているかが明らかになってきます。

自然界の基本ルール、本質も、自然は現象などを通していつも教えてくれているのですが、人間界のローカルルールにこだわり、囚われていると、それに気づかずに過ごしてしまい、いつの間にか心身に様々な問題を抱えてしまうことになります。

一切の囚われを手放していくことが、自然界を充実感いっぱいに過ごしていくために最高の修行でありトレーニングになるでしょう。

全てを手放すことはなかなかできなくても、囚われに気づくことさえできれば、かなりの囚われを手放すことはできるでしょう。

自然界の本質をしっかりと見据えられていれば、人生も世界もキラキラと輝いてきます。
どんなことに遭遇しても嬉々とした人生を過ごしていけることになります。

ひとつひとつを手放していくことは、そんなに難しいことではありません。
それを人生の中でどれほど手放せるか、これにチャレンジしていってください。
そのチャレンジの結果として、事はどんどん成就していきますよ。

道元さんのこんな名言もありました。

人はなぜ生まれ、どう生きるべきかを明らかにすることが一番大切なのだ。

道元の名言

生死事大、無常迅速、光陰惜しむべし、時人を待たず。

道元の名言

釈尊の悟りは雪の中に梅の花が一輪、綻び咲くところにある。

道元の名言

泥多くして、仏(ほとけ)大なり。

道元の名言

仏道修行の功を以て代りに善果を得んと思ふことなかれ。

道元の名言

生死の中に仏あれば、生死なし。

道元の名言

朝に生じて夕に死し、昨日見し人今日無(亡)きこと、眼に遮り耳に近し。
是れは他の上にて見聞きする事なり、我が身にひきあてて道理を思ふ事を。

道元の名言

学道の人、すべからく寸陰を惜しむべし。
露命、消え易し、時光、速やかに移るを惜しみ、余事に管することなかれ。

道元の名言


これまでに紹介した道元さんの名言です。

(浜本 哲治)

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