アウレリウス・アウグスティヌスの名言 Aurelius Augustinus
神は風を備える、だが人が帆をあげなければならない。
アウレリウス・アウグスティヌス Aurelius Augustinus
古代ローマのキリスト教神学者 哲学者 354~430
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
神は自然と捉えてもいいでしょう。
自然界にはエネルギーの波があり、その波があることであらゆるものを動かしていくことができます。
人間をはじめ自然界で生活するあらゆる存在は、この自然界のエネルギーの波を活用して動いたり、感じたり、考えたりすることができます。
ただこの波は両極端の間を揺れ動くものですから、人間はその波を良い波、悪い波というように感情的に分類してしまいがちですから、上手にその波をキャッチできずに目指す方向に進んでいくことができません。
これは非常にもったいないことです。
好き嫌い、良い悪いという感情で自然界の波を考えると、人生の半分の推進力になるエネルギーを使えないことになる可能性があります。
自然界の波、そして遭遇する、起こる出来事全ては良いこと、必要なこと、必然なことと捉えていくことです。
これは自然界の原理を理解できれば体得していけることですし、習慣に落とし込んでいくことが重要になりますね。
目の前で起こることは、全て夢の実現などのために、前に進んでいくための推進力にすることができます。
ただ、目の前を通過するエネルギーの波に応じて帆の張り方を工夫することは必要です。
波の両方のピークで同じような張り方をしていては、逆走することにもなりかねません。
まずは全てのエネルギー、波、出来事をチャンスと捉える思考習慣を身につけること。
そして思考で考えて波に応じようとするのではなく、思感を日常から研磨しておいて、波、風の捉え方は静かに思感に委ねていくことですね。
そうすることで、自然界のエネルギーの波を上手に乗りこなすことができるようになります。
どうぞ限りある人生の時間内に、より遠くまで辿り着くには風をいかに捉えるかですから、あなたの閃き、思感を磨き上げて上手に捉えていってください。
閃きや思感に関しては、折に触れて話していますのでどうぞご覧ください。
アウグスティヌスさんのこんな名言もありました。
剣で人を殺すよりも、言葉で戦をつぶすほうが名誉なことである。
アウグスティヌスの名言
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。
アウグスティヌスの名言
全く知らないものを愛することはできない。
しかし少しでも知っているものを愛するときには、その愛によってそのものをいっそう完全に知るようになる。
アウグスティヌスの名言
これまでに紹介したアウグスティヌスさんの名言です。
(浜本 哲治)
ラテラノ大聖堂に描かれたアウグスティヌス Wikipediaより