手塚 治虫の名言 Osamu Tezuka

手塚 治虫(Osamu Tezuka)Wikipediaより

自然への畏怖をなくし、傲慢になった人類には必ずしっぺ返しが来る。

手塚 治虫 Osamu Tezuka

漫画家 アニメーター アニメーション監督 1928〜1989
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人類はどんどん傲慢になっていると言ってもいいでしょう。

単に自然界の一員であるだけなのに、自分たちが自然界の支配者にでもなったように振る舞っています。

こういう発想の元に進んで行く人類にこの先に見えてくるのは「淘汰」しかないでしょう。

また人間は自分たちが自然界でいちばん進化した存在だと考えているようですが、その考えも改めていかないと大きな誤りを犯すことになっていきますね。

例えば植物たちは自然界では人間より先輩ですが、遥かに進化した存在だと考えていいでしょう。

人間は人間界の言葉を喋ることができること、脳があること、二足歩行することなどで、最も進化していると捉えているようですが、それは単なる特徴であるだけで、それをもって進化の目安にするのは早計です。

植物たちにも人間と同じ言葉ではありませんが、通じ合う手段は持ち合わせていますし、人間と同じような感情もあります。

そして愛だけに溢れた存在にもなっています。

今自然界は人類によってどんどん破壊が進んでいます。
これに歯止めをかけていかなければ、必ず自然界で淘汰される存在になっていきます。
自然界はそういう世界です。

人間界全体がそういう方向に進んでしまっていて、今多くの人間がその方向に進むことに何の疑問も持たずにいますが、そのことに気づき、一人ひとりが本来進むべき、自然をまず何よりも大切にしていく行動に舵を切っていくことです。

全体を変えようとするなら、自分一人がまず変わっていくことです。

どうぞ何よりも大切な自然を守っていく行動を実践していってください。
その行動こそが人類の進化のいちばんの近道です。

手塚 治虫さんのこんな名言もありました。

人間の「善」が常に「悪」よりも先んじてほしいものです。

手塚 治虫の名言

合理化はゆとりや遊びの空間を消して、むしろ人を遠ざけることになります。

手塚 治虫の名言

人の命なんて心配してもしなくても、終わる時には無情に終わるもの。

手塚 治虫の名言

今ここで自分が描かなければ誰が描くんだろう。

手塚 治虫の名言

後世に残る作品をなどと気張らず、百歳まで描きたい。

手塚 治虫の名言


これまでに紹介した手塚 治虫さんの名言です。

(浜本 哲治)

宝塚市立手塚治虫記念館 Wikipediaより
宝塚市立手塚治虫記念館 Wikipediaより

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