フローレンス・ナイチンゲールの名言 Florence Nightingale

フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)Wikipediaより

物事を始めるチャンスを、私は逃さない。
たとえマスタードの種のように小さな始まりでも、芽を出し、根を張ることがいくらでもあるのです。

フローレンス・ナイチンゲール Florence Nightingale

イギリスの看護婦 看護教育学者 1820~1910
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


チャンスを敏感にキャッチできる感性を磨くことは、とても大切なことです。

この感性が研ぎ澄まされていないばかりに、せっかくのチャンスを見逃してしまう人はあまりにも多いですね。

またチャンスの種子、芽は何も育てようとしないところ、種子を蒔かないところには育たないものです。

作物を育てる時に人間が出来るいちばん大切なことは、種子を蒔くことです。

後は自然に任せるしかありません。
出来るだけ自然の邪魔をしないようにすること、これが次に大切なことですね。

命の危険に晒されていたら、自然の循環を大きく妨げない程度にそっと手を差し伸べてあげるだけ。

自然の最高の果実をいただくために人間が出来ることですね。

これを育ちやすいようにと耕したり、肥料などで栄養をコントロールしたり、付いた虫を排除しようとしたり、水を与えようとすることは本来自然がやってくれることで、人間が勝手にやらなくてもいいことを増やして複雑にしていることです。

過保護にしてしまう人間の性分でしょうかね。

自然界は一粒万倍。

芽を出し、成長して、花を咲かせ、実を付け、一粒の種子から、それこそ何百、何千、何万もの種子を育てます。

そして途中で果実などを、人間をはじめ多くの生き物にも分け与え、なおかつ新たな芽吹きに備えます。

何千、何万の完全体の種子を育てても、その中から新たに芽吹く子の数はごく僅かです。

もちろん不完全なものが芽吹くことはありませんね。

もしあなたがチャンスがない、チャンスが少ないと感じているとしたら、チャンスが芽生える種子の蒔き方が少ないか、蒔いてる種子が完全体ではなく、芽吹く要素がないのではないかと検証してみるといいですね。

そしてチャンスを感じる感性は、完全体の種子を育てていこうとすること、一粒でも多くの種子を育てよう、蒔こうとするところで磨かれるものです。

どれだけ芽吹く可能性の高い種子に出来るかは、あなたが今やっていること、あなたの天才をどれだけ深く追求しているかでしょう。

そして種子はどんどん、出来るだけたくさん蒔いていきましょう。

あなたの手元では不完全でも、自然の中で熟成されて完全体になることも自然界ではいくらでもあります。

人間界の構図は圧倒的に種蒔きが少なく、芽吹くはずのないチャンスをじっと待っている。

またチャンスが芽生える種蒔きは少なく、苦悩の種になる良くない種子をばらまいて悩み苦しんでる姿が多いですね。

どうぞ世のため人のためになる、あなたの天才の種子を大いにばらまいていってください。

チャンスを感じることは蒔いた種子の数だけ多くなっていきますよ。

フローレンス・ナイチンゲールさんのこんな名言もありました。

今年で30歳になる。
キリストが伝道を始めた歳だ。
もはや子供っぽいことは終わり。
無駄なことも、恋も、結婚も。

フローレンス・ナイチンゲールの名言

人生は呑気な楽しい休日でも、気の利いたことが記されている書物でもありません。

フローレンス・ナイチンゲールの名言

自分の命より大切なものが多くなると、人間、気苦労が多くなる。

フローレンス・ナイチンゲールの名言

価値ある事業は、ささやかな、人知れぬ出発、地道な労苦、向上を目指す無言の地道な苦闘といった風土のうちで真に発展し開花する。

フローレンス・ナイチンゲールの名言

恐れを抱いた心では、何と小さいことしかできないことでしょう。

フローレンス・ナイチンゲールの名言

最も上手に人をおさめるのは、自分の責任下にある人々を愚かに甘やかすのではなく、その人のためになること、その人にとって最高の利益になることを、親身になって考える人です。

フローレンス・ナイチンゲールの名言

愛というのは、その人の過ちや自分との意見の対立を許してあげられること。

フローレンス・ナイチンゲールの名言

何かに対して「使命」を感じるとはどういうことであろうか?
それは何が「正しく」何が「最善」であるかという、あなた自身がもっている高い理念を達成させるために自分の仕事をすることであり、もしその仕事をしないでいたら「指摘される」からするというのではない、ということではなかろうか。
これが「熱中するということ」であり、自分の使命を全うするためには、誰もがもっていなければならないものなのである。

フローレンス・ナイチンゲールの名言


これまでに紹介したフローレンス・ナイチンゲールさんの名言です。

(浜本 哲治)

看護婦として戦傷兵を見舞うナイチンゲール(1855年)Wikipediaより
看護婦として戦傷兵を見舞うナイチンゲール(1855年)Wikipediaより

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