マハトマ・ガンジーの名言 Mohandas Karamchand Gandhi
弱い者ほど相手を許すことができない。
許すということは、強さの証だ。
マハトマ・ガンジー Mohandas Karamchand Gandhi
イギリスの思想家 歴史家 1795~1881
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
嫌なことをされた人、言うことを聞いてくれない人、過ちを犯した人を私たちはなかなか許せないものですね。
ただ、やられたらやり返せ。目には目を、歯には歯を。では何も解決しないことは、人類の争いの歴史が物語ってますね。
未だにそれが止められない、人間って学べないというか、ほんとに弱い生き物なのでしょう。
相手が変われば自分も変わってやる。という発想では、果てしなくその連鎖が続くのは、自然の摂理を説くまでもなく人間界の争いの歴史そのものですね。
許すことは屈服することではありません。
あなた自身の心を磨くことです。
殴られた相手を許すこと、相手を許し自分を変えることは、そして排除せずに共生することは本当に勇気のいることです。
これは何も相手がある時だけではありませんね。
自分自身に対しても、また人間の病に対しても許すことは本当に大切なことです。
例えば、闘病と言って病と人間は闘おうとしますが、病を薬やメスで叩いたり排除しても、人間の争いの歴史と同じように根本的な解決にはなりません。
病の多くが生活習慣、思考習慣によってもたらされるものですから、自分自身を変えることなく、いくら病を憎んで殴ってもあまり意味のないことです。
排除したとしても、生活、思考習慣が変わらなければ、また同じ警鐘が鳴らされるだけです。
病や身体の不調は、あなたを苦しめようとして起こることではなく、あなたへのメッセージを伝えようとしているだけです。
人間は他人の暴力や非難の言葉で、表面的に一時的には理解したように見えても、心まで変わることはありません。
自分自身を変えるには、自ら気づく以外に変えられません。
自ら気づき自分を変えるには、受け入れて許すことがなければ真の気づきは得られません。
病を受け入れそれを許すことしか、そのメッセージに気づき自らを変えようとはしませんね。
あなたの引き起こした出来事や、あなたの行動も受け入れて、容認、寛容になるのではなく、許し、気づき、学ぶこと。
誰かも、国も、世界も、あなたが変わることでしか変えられませんから。
すべてを許し一人ひとりが真の意味で強くなれば、素晴らしい世の中になりますね。
この許し方、自分を常に変えていく方法は、自然の木々や植物たちを見ていると本当によく分かります。
自然は人間に何をされても、人間を敵対視して攻撃してくることはありません。
ただ自らが変わって、自然淘汰を待つだけですが、そういう意味では厳しいですね。
あなたの許す勇気と強さが。自らを変えて環境を変えていく行動が。世界を変えていくことをどうぞ感じてください。
マハトマ・ガンジーさんのこんな名言もありました。
私は固く信じている。
すべての善の行動は、最後は必ず実を結ぶ。
マハトマ・ガンジーの名言
怒りは酸のようなもので、注ぐものにも増して、その器に大きな害を与える。
マハトマ・ガンジーの名言
幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態である。
マハトマ・ガンジーの名言
最高の道徳とは、不断に他人への奉仕、人類への愛のために働くことである。
マハトマ・ガンジーの名言
強さとは、身体能力ではなく不屈の精神から生まれるものだ。
マハトマ・ガンジーの名言
これまでに紹介したマハトマ・ガンジーさんの名言です。
(浜本 哲治)
インドの糸車を廻すガンディー。但、本葉はライフ誌を飾った有名なCongress Party & Gandhiではない Wikipediaより