いわさき ちひろの名言 Chihiro Iwasaki
大人というものは、どんなに苦労が多くても、自分の方から、人を愛していける人間に、なることなんだと思います。
いわさき ちひろ Chihiro Iwasaki
日本の画家 絵本作家 1918〜1974
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
年齢、経験を重ねることは進化していくことだということを子どもたちには後ろ姿で見せていきたいですね。
感情はどんなに年齢、経験を重ねてもあるものですし、感性を磨いていくにもエネルギー源としてもとても大切なものです。
ただ同じような出来事に遭遇して、その反応がいつまでも変わらないのは進化できていないのかもしれません。
ややもすると本音と建前を使い分けることが、大人になる、進化することと考えられているのでしょうか。
大人になると感情表現が乏しくなっていく、嬉しいことを素直に喜べない、泣けないなどに繋がっているのかもしれません。
建前で笑顔を作って、裏で陰口を言っている姿を見せられる子どもたちは、どんなことを学んでいくでしょう。
表面的ではなく本音の自分を進化させるには、出来事などの捉え方、心を向けるところを進化させていくことです。
感情的に嫌な出来事に遭遇しても、その出来事の真意は何か、その出来事から得られる学びは何かを見出せるようになっていけば、本音と建前を使い分ける苦心も少なくなってきます。
そうしていくことで感情のエネルギーを無理に抑え込んだりする必要もなくなっていきます。
全てを愛することは自然の摂理の20:80の法則の中ではあり得ないでしょうが、感情に届ける捉え方を進化させていけば、心から愛せるものとそうでないものとの20:80が逆転することはあるでしょう。
出来事の捉え方は進化させることが出来ます。
それを習慣にしていくことです。
どうぞ思考で愛そうとしたり、愛しているように見せようとするのではなく、本音で愛せるものが増えるように、本来の進化する大人になる後ろ姿にチャレンジしていってください。
愛せるものが増えることは、そのまま可能性が広がることになりますよ。
いわさき ちひろさんのこんな名言もありました。
人間はあさはかなもので、身にふりかかってこなければ、なかなかその悲しみはわからない。
若い、苦しみに満ちた人たちよ。
若いうちに苦しいことがたくさんあったということは同じような苦しみに堪えている人々にどんなにか胸せまる愛情がもてることだろう。
本当に強いやさしい心の人間になる条件はその人が、経験した苦しみの数が多いほどふえていく。
そしてまた 人の心をうつ美しくやさしい心の作品をつくる芸術家にもなっていける。
いわさき ちひろの名言
全ての経験を、愛に変換していくことも目指していきたいですね。
他にもいわさき ちひろさんのこんな名言がありました。
戦場にいかなくても戦火のなかで子供たちがどうしているのか、どうなってしまうのかよくわかるのです。
いわさき ちひろの名言
大人というものは、どんなに苦労が多くても、自分の方から人を愛していける人間になることなんだと思います。
いわさき ちひろの名言
ドロンコになって遊んでる子供の姿が描けなければ、ほんとうにリアルな絵ではないかも知れない。
その点私の描く子どもは、いつも夢のようなあまさがただようのです。
いわさき ちひろの名言
世界中の子供みんなに平和としあわせを。
いわさき ちひろの名言
平和で豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好きで、そういうものをこわしていこうとする力に限りない憤りを感じます。
いわさき ちひろの名言
これまでに紹介したいわさき ちひろさんの名言です。
(浜本 哲治)
ちひろ美術館・東京 Wikipediaより