永井 荷風の名言 Kafu Nagai
日本人は三十の声を聞くと青春の時期が過ぎてしまったように云うけれども、情熱さえあれば人間は一生涯青春で居られる。
永井 荷風 Kafu Nagai
小説家 1879〜1959
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
青春に関しては、サミュエル・ウルマンさんの「青春」という詩を以前紹介しました。
https://meigen.pt-hamamoto.biz/index.php?25
少しずつ変化はあるようですが、まだまだ人生のある時期、年代のことを指して、青春と考えているケースは多いですね。
一般的に言われる時期、年代であっても、青春になっていないケースもまた増えているのが現状でしょう。
もちろんいくつになっても目を爛々と輝かせて、青春を謳歌している人はいます。
そろそろ体力だけで、能力のあるなしを計ることからは卒業したいですね。
人間の才能、能力の可能性は、どこまでも進化を追求できるものです。
体力の低下を補って余りある能力は、追求をやめない限り見えてきます。
情熱の源になるエネルギーも、循環させている限り枯渇することはなく、これも年齢に関係なくどんどん増幅させるられるものですね。
能力の限界は思考で創られる。
人間の場合、思考があらゆる場面で才能の発露や進化を妨げています。
本来自然界では、樹々の営みを見ていても明らかですが、年齢的に老いてもなお瑞々しい新鮮な活動、新芽を出し続け最高の花を咲かせ続けることが、できるようになっているものです。
その姿にはもちろん風格は出てきますが、その風格とともに内面まで思考で枯らしてしまうのが人間でしょうね。
人間の思考でも、まだ自分にはできる。可能性はある。
と考え続けられる限り、内面が老いることはありません。
事実人間の才能、能力は、持っているものの僅か数パーセントしか使わずに人生を終えているのが現実です。
もちろん自然界の可能性の組み合わせも、その全てをわずか数十年の人生で試し尽くせることなどあり得ませんね。
自然界の物理的にも、脳内のポテンシャル的にも、実際に限界はありません。
どこまでその可能性を追求できるかです。
僅かな人生で枯れている場合じゃありませんね。
生ある限り、美しい花を咲かせ、新鮮な実を稔らせ続けることです。
情熱も思考の影響を受けますから、自然界がどういう世界なのかを思考でも正しく理解することが、生涯青春を実現していくためにも大切なことですね。
思考の制限、限界を取り払えることができれば、ポテンシャルはどんどん引き出されていきます。
年齢は忘れていいでしょう。
年少でも、年長でも、その能力などを経験や体力で限定してしまう、非常に不自然な社会になっているのが人間界です。
そういう風潮などで、あなたの心まで枯れてしまっては、あなたの才能、可能性がもったいないですね。
どうぞ思考で限界を創ることなく、最期の瞬間まで進化し続けるあなたにチャレンジしていってください。
それは必ず実現していきますよ!
生涯現役!生涯青春!
これまでに紹介した永井 荷風さんの名言です。
(浜本 哲治)
右より壮吉、母恆、父久一郎、弟威三郎、貞二郎 (1902年〜1903年頃、余丁町永井邸にて)Wikipediaより