世阿弥の名言 ぜあみ

世阿弥【ぜあみ】

一芸は万芸に通ずる

世阿弥 ぜあみ Zeami

室町時代初期の大和猿楽結崎座の猿楽師 1363〜1443


どんな分野の道も、
事を成就していくための、
原理原則、本質は同じところにあります。

その本質をしっかりと把握していけば、
様々なことに、応用することができます。

また、一芸に秀でていくことで、
そのレベルに応じた人や環境との、
出逢いが実現していくことにもなりますから。

まずは、一心にひとつ事を、
極めていこうとチャレンジしていくことです。

そうして、本質、原理原則に向けた追求が、
深く進めば進むほどに、
必然的に、知識や情報などの幅も、
広がっていくものです。

もちろん、自然界の本質から、
外れてしまっていると、
そうはなっていきませんが。

本物と言われる境地に向けて、
追求していけば、必ずそうなっていきます。

あれも、これもと、手を出していると、
どれもが、中途半端なレベルになって、
出逢いなども、ハイレベルなものにはなっていきません。

どこまでも追求したいと決断できるものであれば、
どんな能力、愛でもいいでしょう。

それを、あなたにしかたどり着けない境地まで、
誰にも真似のできない領域まで、
本物とみなされる方向に、
とことん追求していってください。

必ず、見える世界が違ってきます。

あなたの素晴らしい才能、愛には、
できるだけ高いレベルの世界を、
感じさせてあげてください。

世阿弥さんの、こんな言葉もありました。

初心忘れるべからず


命には終(おわり)あり。
能には果(はて)あるべからず


思い内にあれば、色(いろ)外に現る


以前紹介した、世阿弥さんの名言です。

道のためのたしなみには、寿福増長あるべし。
寿福のためのたしなみには、道まさに廃るべし。
道廃らば、寿福おのづから滅すべし。

https://goo.gl/wuFdZN


(浜本哲治)


風姿花伝・三道 現代語訳付き (角川ソフィア)