稲尾 和久の名言 Kazuhisa Inao

稲尾 和久(Kazuhisa Inao)Wikipediaより

どんなにすごい体力を持っていても、どんなに素晴らしい技術を持っていても、それらを活かしているのは心理的なものとか精神的なものなんですよ。

稲尾 和久 Kazuhisa Inao

元プロ野球選手(投手)コーチ 監督 解説者 評論家 1937〜2007
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


心は才能を超える。心こそが才能。

私が身近に接してきたスーパースターと言われたアスリートは、もちろん誰よりも輝く個性、持ち味を持った方々でした。

しかし例えばそのひとつひとつにフォーカスしてみると、素材としては遥かにいいものを持っている人は他にもたくさんいました。

いい素材を持ちながら芽を出せずに終わってしまった人も数多く見て来ました。

また逆に、それまでは全くの未経験の人が4年間で日本のトップを争うメンバーの一員になった方もたくさんいました。

どんなに素晴らしい素材であっても、その素材を磨くことなく天賦の才、天才として輝くことはありません。

逆に今は周りと比べて見劣りを感じるものであっても、あなたの心次第でいくらでも昇りつめる可能性はあります。

もちろんいい素材を持った人がそれを活かし磨いていけば、こんなに強いものはありませんが、単なる素材を、その人が目指すところに辿り着ける才能に磨いていっているだけです。

心があってこそ、その才能が光を放つことになります。

心とは「本気で高みを目指す心です」
俗に言われる精神力や気合いではありません。

努力に勝る天才はないと言われますが、通常の概念の努力、歯を食いしばって頑張るという努力では、なかなか才能には勝てません。

努力することが当たり前、人並み外れた積み重ねを楽しむではなく、愉しめる心が才能を遥かに凌駕出来る努力。

私はチャレンジと呼んでいますが、俗に言われる天才を超える本当の努力ですね。

本気で頂点を目指す心があれば、誰よりも中身の濃い積み重ねを、誰よりも多く積み重ねることは当たり前のことです。

その積み重ねは素材の遥か上をいくものですから、あなたが本気で目指す心さえあれば、頂点を極めることもユメではありません。

本気で目指すレベルによって当たり前のレベルが違ってきます。
やるべきことの質も量も違ってきます。

目指すレベルによって遭遇する苦難や壁のレベルももちろん違ってきます。

あなたの天賦の才、天才を生かすも殺すもあなたの「心」次第です。

どうぞあなたが目指している夢への思い、本気度をチェックしてください。

チャレンジは決して「楽しい」ものではありませんが、チャレンジを「愉しめ」ているかどうかあなたの心に聴いてみてください。

当たり前のレベルで、あなたの本気度は計れます。
苦痛や変なストレスの度合いで、愉しめているかどうかを感じられます。

素材や才能を超えるあなたの夢の実現は、またその快感を味わうことは、あなたの心で起こせるものです。

稲尾 和久さんのこんな名言もありました。

素人は『和をもって尊し』とするが、戦いのプロは『勝利をもって和を造る』

稲尾 和久さんの名言

あれだけ投げさせてくれたから今の自分があるんですよ。
自分ではまったく酷使されたなんて思っていませんよ。
感謝の気持ちはあっても恨むようなことは一切ない。

稲尾 和久さんの名言

野球は教わるものじゃない盗むものだ。

稲尾 和久さんの名言

ひとりのピッチャーで42勝もしちゃいかんよ。
それだけ西鉄というチームが弱かったってことだ。

稲尾 和久さんの名言

なぜ失敗したかより、なぜ成功したかが大事。

稲尾 和久さんの名言

何かを極める時、人智を超えたものに遭遇するということがあるのではないだろうか。

稲尾 和久さんの名言

私はライバルに恵まれていた。
最高にして最強のバッター榎本喜八。

稲尾 和久さんの名言


これまでに紹介した稲尾 和久さんの名言です。

(浜本 哲治)

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