羽生 善治の名言 Yoshiharu Habu

羽生 善治(Yoshiharu Habu)Wikipediaより

長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない。

羽生 善治 Yoshiharu Habu

将棋棋士 史上初の将棋7冠王 1970~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


「思考」より「思感」「閃き」を大切にすることはとても大切なことです。

思考は非常に狭い領域にインプットされた情報だけを頼りに、記憶に残っているものが引き出されるものですが、思感、閃きは記憶に残っている情報だけでなく、これまでに見聞き、体験した全ての情報から、目の前の現象にそぐうかたちで引き出されるものです。

さらに脳は受信機の役割も果たしていますから、これまで経験していないことも情報としてキャッチして引き出されることもあります。

これらのことを考えると、この言葉は真実を表現していることは容易に想像できます。

現代人は「思考」を中心に教育を受けてきていますので「思感」「閃き」を上手く使えなくなっています。

しかしこれは意識的にトレーニングしていくことで誰もが使えるようになっていくものです。

その第一歩が思考を手放すことですね。

考えることをやめると閃きが引き出されることはよくあることで、誰もが何度も経験していることでしょう。

最初は思考で出てきたものなのか、閃きなのか理解できない場合が多いですが、思考が最も働いていない寝起きのタイミングを毎朝感じてみると、その違いを把握できるようになります。

私はこのタイミングを「閃きのゴールデンタイム」と呼んでいますが、この瞬間を毎朝楽しみにしています。

どうぞ思考を遥かに凌駕する閃きを自由自在に引き出せるようになってください。

この閃きで引き出された情報は必ずあなたの夢の実現に大いなる力を与えてくれるものになっていきますよ。

羽生 善治さんのこんな名言もありました。

欠点を裏返すとそれがその人の一番の長所であったりする。

羽生 善治の名言

何事も年齢が上がってから覚えた人は、感覚よりも知識に頼る傾向がある。

羽生 善治の名言

どんな場面でも、今の自分をさらけ出すことが大事なのだ。

羽生 善治の名言

努力をしている人の側にいると、自然にいい影響が受けられるだろう。

羽生 善治の名言

誰でも最初は真似から始める。
しかし丸暗記しようとするのではなく、どうしてその人がその航路をたどったのか、どういう過程でそこにたどり着いたのか、その過程を理解することが大切だ。

羽生 善治の名言

新しい試みがうまくいくことは半分もない。
でもやらないと自分の世界が固まってしまう。

羽生 善治の名言

勝負の世界では「これでよし」と消極的な姿勢になることが一番怖い。
常に前進を目ざさないと、そこでストップし後退が始まってしまう。

羽生 善治の名言

勝つのは一点差でいい。
五点も十点も大差をつけて勝つ必要はない。
常にギリギリの勝ちを目ざしているほうが、むしろ確実性が高くなる。

羽生 善治の名言


これまでに紹介した羽生 善治さんの名言です。

(浜本 哲治)

チェスに興じる羽生(国際将棋フォーラム2014)Wikipediaより
チェスに興じる羽生(国際将棋フォーラム2014)Wikipediaより

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