羽生 善治の名言 Yoshiharu Habu
積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にする。
羽生 善治 Yoshiharu Habu
将棋棋士 史上初の将棋7冠王 1970~
羽生善治さんのこんな言葉もありました。
成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。
追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。
これは日々のチャレンジをせずに、追い込まれるように無理をしてしまうことにも似ていますね。
日々少しずつ昨日を超えるチャレンジをしない結果、無理をしてしまうことがとても多くなっています。
リスクは小さなうちにどんどん負っていき、常に無理ではなくチャレンジで済むようにしていくことが、目指す地点に最も確実に速くたどり着けるコツです。
日々口にするもの、毎瞬に考えることの習慣が、心身の健康に大きな影響を与えることは間違いのないことです。
あらゆる場面に言えることでしょう。
目の前の一歩に集中して、その前の一歩を超えるチャレンジをしていくことは、とてもやりやすいことですが、それを怠って蓄積したリスクなどを一気に解消しようとすることは、とても無理のあることですし、実践、実現できないことの方が多いでしょう。
心身の異常の場合なども、仮に蓄積したリスクを取り除けたとしても、一歩一歩のチャレンジをできない習慣が続けば、いずれまた大きなリスクに直面することになり根本的な解決にはなっていきません。
どうぞ目の前の一歩に最大のリスクを負い、最高のチャレンジをすることを実践していってください。
習慣になってしまえばとてもスムーズにできることです。
他にも羽生善治さんのこんな言葉がありました。
私は才能は一瞬のきらめきだと思っていた。
しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。
これまでに紹介した羽生善治さんの言葉です。
(浜本哲治)
2014年 将棋日本シリーズ決勝。渡辺明との対局。Wikipediaより