フリードリヒ・ニーチェの名言 Friedrich Nietzsche
過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。
フリードリヒ・ニーチェ Friedrich Nietzsche
ドイツの哲学者 1844~1900
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
現在は過去のあなたの言動の結果ですから、もちろん影響を受けていますね。
そして夢を持つことで現在の行動が変わってきますから、未来の影響も受けることになります。
過去と未来の狭間で今を生きるあなたは、どちらの影響をより大きく受けているでしょう?
多くの人は、過去の影響の方が大きい今を生きているように感じます。
過去上手く行かなかったから、これからも自分にはダメだろう。
今までこうしてきたんだから、そのままやっていればいいや。
人間の行動は、その多くが習慣に支配されていますから、日常特に考えることなく行動していますが、一度あなたの一日の行動を未来の影響の習慣なのか、過去のそれなのかを検証してみるといいですね。
意外に過去に縛られた行動が多いことにビックリするかもしれません。
未来に向かってしか生きられない私たちですが、過去に囚われた、過去の延長線上の行動では未来も今とそれほど変化のない自分しかいないでしょう。
夢がなかなか実現していかない。天賦の才が磨かれていかない。と感じているのだとしたら、あなたの行動の大半が過去の影響を受けていると考えて間違いないでしょう。
過去はすでに体験したことですから、五感を通して強烈な影響をあなたの身体や脳に与えています。
その呪縛からあなたを解き放って、今と大きく違う未来のあなたになっていくためには、過去の経験を凌駕するほどに鮮明で強烈な、未来のイメージや思いを持たなければ過去の影響を振りほどくことは出来ません。
過去はどうやっても変えられません。
過去は学びの材料であるだけで、それ以外の何ものでもありません。
経験は良いことも、悪いことも未来に活かされてこそその経験の意味があります。
今のあなたの状況や置かれた環境は、過去あなたが思った通りになっているだけです。
単なる過去の結果なだけです。
何も悲観することも諦めることもありません。
未来に向かってしか生きられないのに、まるで過去に向かって生きているかのように過ごしている人は、意識的にも無意識的にも非常に多いものですね。
あなたの言動が過去から解き放たれて、未来の影響を受ける時間が長くなれば、間違いなくあなたの夢の実現や天賦の才の研磨は加速していきます。
どうぞあなたは未来に向かってしか生きられないことを心底感じて、過去の遺産と決別する決意をしてください。
そして常にあなたの習慣が未来の影響を受けていることをチェックしていってください。
フリードリヒ・ニーチェさんのこんな名言もありました。
悪意というものは、他人の苦痛自体を目的とするものにあらずして、われわれ自身の享楽を目的とする。
フリードリヒ・ニーチェの名言
考え過ぎたことはすべて問題になる。
フリードリヒ・ニーチェの名言
どちらも相手を通して、自分個人の目標を何か達成しようとするような夫婦関係はうまくいく。
例えば妻が夫によって有名になろうとし、夫が妻を通して愛されようとするような場合である。
フリードリヒ・ニーチェの名言
いったん選んだ道に関して頑張る人は多い。
目標に関してそうする人は少ない。
フリードリヒ・ニーチェの名言
轢かれる危険が最も多いのは、ちょうど一つの車を避けた時である。
フリードリヒ・ニーチェの名言
真実の山では、登って無駄に終わることは決してない。
フリードリヒ・ニーチェの名言
一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、いつも間違っているということを知っている。
フリードリヒ・ニーチェの名言
何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である。
フリードリヒ・ニーチェの名言
これまでに紹介したフリードリヒ・ニーチェさんの名言です。
(浜本 哲治)
晩年のフリードリヒ・ニーチェ。ハンス・オルデ撮影、1899年 Wikipediaより