プラトンの名言 Plato
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
プラトン Plato
古代ギリシャの哲学者 紀元前427~347
プラトンさんは紀元前427年〜347年の人ですから、今から2300〜2400年前にも言われていたことになりますね。
これは永遠の真理でしょう。
そして勉学だけでなく、あらゆる学習に言えることなのでしょうね。
生活においても仕事においても。
特に日本人はこれまでの短所矯正、詰め込み、金太郎飴教育の中で育てられきましたから、与えられた仕事は上手にこなすが創造性に欠けると言われています。
後世にどんな教育を残していけるか、これも今の私たちにかかっています。
やらされたこと、嫌々やること、自らの意思でないこと、これらはまず自分の心の財産として残ることはないでしょう。
自分自身にも育てる子、後輩にも、自らの意志や夢、目標を持って自らの意思で行動を起こす、起こさせる、そんな学習の環境を、言葉を、愛情を創っていきたいものですね。
たぶん国や社会が変わるのを待っていても、いつまでたっても大きな変化は望めないでしょう。
環境はやはり自らが変えていくものです。
またたとえどんな環境の中でも心のあり方次第でどうにでもなるものです。
これまでに紹介したプラトンさんの言葉です。
(浜本哲治)
ラファエロ画, 1509年 プラトンとアリストテレス。Wikipediaより